「例のプールじゃねーか！」 水が苦手なジャミラの“衝撃映像”に、違う意味でネットがざわざわ……

　涙なくしては語れない怪獣として有名な『ウルトラマン』のジャミラの“衝撃映像”が公開されたのだが、ネットでは違う意味でざわざわしている。

　ジャミラは、1966年に放送された第23話「故郷は地球」に登場する怪獣。その正体はなんと宇宙で遭難した末に怪獣へと変貌してしまった人間で、自分を見捨てた地球に復讐をするために出現した。その悲しき背景に科学特捜隊のイデ隊員も同情するほどだったが、結局は弱点の水で攻められ、断末魔を上げながら絶命する。この悲しすぎるジャミラの最期は、多くの『ウルトラマン』ファンに衝撃を与えたといっても過言ではない。

　そんなジャミラが、このたびカプセルトイとして復活、「水際のジャミラ」として11月上旬よりバンダイより発売されている。「水際のジャミラ」とは、水が弱点のジャミラをコップなどの水際に飾って楽しめるという、“鬼畜グッズ”……。「ジャミラ版・コップのフチ子さん」と説明すればわかる人も多いだろう。

　グッズになってもなんだか悲運なジャミラだが、17日に公開された『「水際のジャミラ」衝撃のプロモーション映像』でも、かわいそうな境遇に置かれている。その内容は、「水際のジャミラ」の名のとおりプール際に立ったジャミラが「早く一緒に泳ごっ」と語りかける美女からの誘惑に耐えるというもの。（おそらく）ジャミラの弱点なんて知らない美女がお構いなしに水攻めもするという、科学特捜隊もびっくりの内容だ。

　だがこのプロモーション映像、その衝撃的な内容よりも“撮影場所”に注目が集まることとなってしまっている。なんと、ジャミラと美女が戯れていたプールが、あの有名な「例のプール」だったのだ！

「例のプール」とは、東京・新宿にある貸しスタジオの一室にある温水プールで、アダルト作品で頻繁に使用されているスポットとしてネットを中心に広く知られている。今回「例のプールだわ」「男なら誰もが知っているはず」という声が多く見受けられるが、“特撮作品と例のプール”のつながりはほかにもあって、過去には『仮面ライダーW』『仮面ライダーフォーゼ』の劇中にも登場し、当時かなり話題になった。

　プロモーション映像では自分の悲運さに悲しみの声を上げていたジャミラ。しかし、誰もが一度は行ってみたいと思う「例のプール」に行けたのは幸運だったのかもしれない……!?