「だから簡単に決めて、この世界に入ってこないでほしい」 アイドル活動の裏の悲惨な学校生活【ステーション♪インタビュー後編】

■半べそをかきながらテスト勉強を頑張りました

1511_station_2_01.jpgステーション♪を卒業した石川きなり(左)と神野愛莉(右)。

――では、今までのステーション♪の活動を振り返り、最も勉強との両立が難しかった時期はいつでしょう?

神野 リリースイベントとテストが重なったときは、結構ありましたね。リリースイベントは出なきゃいけないし、テスト勉強もしなければならないしで。ちょうど、一昨年12月の『ラッシュアワー!!!』のときは寝不足がかなりありました。

――成績が落ちたりすることはなかったのですか?

神野 私、高校に入学したときから、大学は絶対に推薦をもらいたいと思っていました。だから、委員会も2つ掛け持ちして、推薦書に書けるように頑張りましたよ。それで、成績も下げたくなかったので、全部の欲望でごちゃごちゃになりながら高校生活を送っていました。

――そこまでして、推薦入試にこだわった理由は何ですか?

神野 大学受験で、受験勉強をしたくなかったんですよ。受験勉強をするとアイドル活動で長期の休みをもらわなければならなかったので、そういうのをあまりやりたくなかったんです。推薦入試なら、面接を受けるだけで合格が決まるので、休む必要がありません。だから、高校に入学したときから、それを考えていました。

――石川さんはいかがでしたか?

石川 テスト期間は毎回とても大変だったのですが、特に大変だったのは、去年の8月31日にやらせていただいた生誕祭です。生誕祭が終わって帰宅したのが0時過ぎで、次の日が始業式でした。で、その時点でテスト1週間前だったんですよ! テスト2週間前はまだ夏休みでしたが、生誕祭の準備でまったくテスト勉強ができなくて……。半べそをかきながら、1週間毎日頑張りました。そのときが一番辛かったですね。

――南さんは?

 私、二人の卒業ライブの翌日が中間テスト3日目だったんですよ……。やっぱり、大きなイベントとテストが重なると、本当に大変です。生誕祭と中間テストが重なったりすることもありました。

石川 修学旅行も重なったね。

 けっこう、私はタイミングが悪くて、文化祭のときも大きな野外イベントが重なったり……。小田原城の野外ステージでライブがあった日に文化祭で……。しかも、そのときに出演できたのが、あいりんときなりんだけだったので、2人だけにはできないと思い、文化祭を休みました。文化祭はまだあと1年あるからいいかって。

※編注/事務所では、大きなイベントが入ったときは、イベントを優先できないか交渉はするものの、基本は学業優先で、テスト前や体育祭や文化祭などの大きな学校行事は休みにしているそう。

たまには地元に帰ろうかな

たまには地元に帰ろうかな

そう思いたくなるときもあるのかな

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