「往年のガノタに届くか──」 アニメ『機動戦士ガンダム サンダーボルト』のビジュアル公開にファン高まる!!

1511_sanderbolt.jpg『サンライズ』公式サイトより。

 先月28日にアニメ化が発表された、『機動戦士ガンダム サンダーボルト』(以下、『サンダーボルト』/小学館)のアニメ第1話キービジュアルが、今月11日に公式サイトで公開された。どこか懐かしさを感じるそのビジュアルは、往年のガンダムファンの胸に響いたようで「ええやん」「OVAっぽいな」といった声が上がっている。

『一平』(双葉社)『一生!』(講談社)など、いい意味で男臭い作風の太田垣康男氏が、2012年3月より「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載を開始した『サンダーボルト』。大規模な戦争により破壊されたスペースコロニーや、戦艦の残骸が大量に舞う暗礁宙域“サンダーボルト宙域”を舞台に繰り広げられる、制宙権を握るジオン公国軍と、奪還を目指す地球連邦軍による激しい戦いを描いた、“太田垣康男版・一年戦争”となっている。

 現在休載中の『MOONLIGHT MILE』(小学館)という宇宙開発マンガを、長きにわたり描く太田垣氏のルーツは『機動戦士ガンダム』とのことで、圧倒的な画力で描かれるオリジナルアレンジのモビルスーツと特有のリアリズムが醸し出される『サンダーボルト』は、ガンダム愛に満ち溢れた骨太作品。もちろん、「一年戦争ものは乱発されており、いささか食傷気味であるが、この作品は他作品には無い様々な細部描写が興味深い」「どこか冷めたような蒼さと熱量いっぱいの画力。75年世代の僕らが一番読みたいガンダムなのです」など、ガンダムファンにも好評だ。

 ファンも太鼓判を押す『サンダーボルト』。アニメ化発表の際はやはり注目が集まったが、「大丈夫なのか」「原作がいいだけにな」といった不安な声も上がっていた。しかし、“ふたりは、殺し合う宿命…”というキャッチコピーが書かれたキービジュアルが公開されると、「かっけえ」「いいやんけ。絶対観るわ」「お、良さそう!キチ○イっぷりを頼む」「フルアーマー感があって好き」「尖った感じでかっこいいやん」「最近のガンダム(富野作含む)に文句を言ってた層が、軒並み喝采しそうな雰囲気で悪くないんじゃないか」など、不安が吹き飛んだかのような声が上がった。

 ただ、あまりに秀逸そうだからか、「こりゃどう見ても、地上波じゃ無理なクオリティ」「映画上映+OVAだろ、たぶん」「かっこいいというか、凶悪な面構えだな。なんだこれ、OVAか?」「放送の情報早く。OVAでズッコケる準備はできてる」とOVAを予想するファンも見られる。

 他にも「ふたりは殺し合う運命。ホモホモしい」「殺し合う宿命(殺し合わない)」「イオ(フレミング)の顔が、完全に殺意波動に目覚めてますわ」「0083並にヌルヌル動かして、制作費一瞬で吹き飛ばしてほしい」などの声も上がっているアニメ『サンダーボルト』。現時点では、TVアニメなのかOVAなのか、スタッフやキャストは誰なのか……すべてが不明だが、こいつは期待しちゃっていい!?

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