『監獄学園-プリズンスクール-』主題歌を歌う4人組ロックバンド・HaKUに、「衝動」秘話を聞く　＜インタビュー後編＞

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――　今回はマンガ原作からドラマ化という中でオープニングテーマを担当されましたが、本作品はアニメ化もされているんですよね。と、いうところでアニソンなどにも興味があったりするのでしょうか？
辻村　チャンスがあれば関わっていきたいと思っています。何でも挑戦したいですね。
藤木　僕らの周りでもアニメのタイアップをやっている方はいますからね。ハードな曲でもバチっとハマっているのを見ると興味がわきます。
辻村　僕も面白そうだなって思っています。昔と違ってアニメ主題歌の概念も違ってきていますよね。
藤木　王道のアニソンも、それはそれでいい部分もありますけどね。
辻村　今では１クールで数多くのアニメが出てきて、移り変わりもありますし、アニソンもどんどん変わってきたのかなって思っています。色々な人たちがアニソンをやっているのを見て、やってみたいなって。
藤木　海外の人もアニメきっかけで日本のバンドを知ったりしていますからね。マレーシアはすごかったです（※HaKUはマレーシアで単独公演を行っている）。
辻村　この前、事務所の先輩でもあるFLOWのKOHSHIさんと話をしたんですよ。FLOWはブラジルも行っていたりするんですけど「アニソンの力はすごいね」って言っていましたね。しかも、お客さんの反応もすごくいい、と話していて……。ブラジルに行ってもFLOWという存在が知られていて、FLOWという唯一のものがあって……それはすごくかっこいいなって思います。自分らもアニソンをやったら何かが180度変わるのかといったら、そうではなく、自分たちの音楽スキルというか、そういうものも表現しつつ、特化するものを作れたらいいんじゃないかなって思います。
藤木　「引きずられすぎない」という感じでしょうか。逆に何か新しい引き出しを開けてくれたらいいな、という感じですよね。
――　好きだったアニソンなどがあれば教えてください。
辻村　実はめちゃくちゃあるんですよ。森雪之丞さんが手がけている『ドラゴンボール』の色々な主題歌は好きでしたね。あとは『北斗の拳』とか。
藤木　「愛をとりもどせ!!」の冒頭の「YOUはSHOCK」って、むちゃくちゃ印象的ですよね。
辻村　あと『幽遊白書』ですね。あのへんはかっこよかったなぁ。
藤木　ジャンプ系のアニメはすごく夢中になってました。『聖闘士星矢』も好きでしたね。MAKE-UPさんの「ペガサス幻想」も歌ってたし。
辻村　今でも歌えるのはそんな感じですね。

 
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