【最新研究】血しぶき飛びまくる18禁ゲームより『テトリス』のほうが攻撃的な気分になれる!?

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■知られざるテトリスの様々な効能

　テトリスなどのパズルゲームの意外な効能(!?)が指摘されることになったが、これを逆に利用すれば、例えばビジネスなどでここ一番で勇気を出して踏ん張らねばならない局面を迎えた際、直前にスマホでテトリスをプレイして気分を“アゲアゲ”にするという活用法も考えられるかもしれない。あるいはスポーツの試合（試技）直前にプレイしてみる手もありそうだ。もちろん、ひとつの案であって試した結果は自己責任でお願いしたいが(苦笑)。

　以前からテトリスは各方面で研究対象になっており、プレイを長時間続けていると陥るといわれている一種の催眠状態である「テトリス・ハイ」や強い中毒性、また実生活の中でも周囲の“図形”を動かして整えようとついつい考えてしまうという「テトリス効果」など、テトリスが精神に及ぼす作用がいろいろと指摘されている。

　そして最近ではテトリスは“頭を良くする”という研究も発表されている。最新の心理学、神経科学の知見を紹介しているYouTubeチャンネル「BrainCraft」によれば、テトリスを1週間で計1時間半以上、3カ月続けた者は以前よりも脳の大脳新皮質の特定の部分が厚くなり、他の部分の脳機能も向上（省グルコース化）したということだ。またPTSD（心的外傷後ストレス障害）の緩和、治療にもテトリスが有効であるという。

　シンプルなレトロゲームとはいえ、良くも悪くもその効能はあなどれそうもないテトリス。単純に楽しむのもよいが、自分なりの活用法を考えてみてもいいのかもしれない。
（文／仲田しんじ）

【参考】
・BBC
http://www.bbc.co.uk/programmes/p032mysd

・Bloomberg Business
http://www.bloomberg.com/bw/articles/2014-04-15/violent-video-games-dont-make-you-aggressive-but-tetris-might

・The Daily Dot
http://www.dailydot.com/geek/playing-tetris-improves-thinking-efficiency/?tw=dd

 
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