「覇気ゲーになるだけ」!? アニメ『ワンピース 冬SP』は低迷続きのフジテレビを救えるか!?

1511_onepioriginal.jpgとれたてフジテレビ『ワンピース~アドベンチャー オブ ネブランディア~』より。

 今年放送16年目を迎えたTVアニメ『ワンピース』(フジテレビ系)初となる、冬SP作品『ワンピース ~アドベンチャー オブ ネブランディア~』(以下、『ネブランディア』)が、来月19日に放送決定。同作は、かつてぶっ飛ばした強敵(?)が再び登場するオリジナルストーリーという。だからなのか、原作ファンからは「クソになりそう」という“期待しない予想”が始まっている。

『ネブランディア』で麦わらの一味に戦いを挑むのは、空島後、仲間を奪い合うゲーム「デービーバックファイト」を繰り広げたフォクシー海賊団。新世界で冒険を続ける麦わらの一味に、フォクシー海賊団がリベンジマッチを仕掛けてくるところから物語が始まるようだ。

 フォクシー海賊団を率いるのは“ノロノロの実”の能力者“銀ギツネのフォクシー”。見た目も能力もいまいちのフォクシーは正直、ファンからも人気がない。ただ『ネブランディア』では、そのフォクシーに“天才策略家”コーメイ(孔明?)、ドウジャク、カンショウという新たな仲間が加わっており、麦わらの一味は苦戦を強いられるとのこと。ややあって、舞台となる霧で包まれた島“ネブランディア”に到着する一行。しかしどうやら、この島は“能力者封じの島”だったようで……といった物語が展開される。

 この情報をキャッチしたファンからは、「しょうもない」「駄作な上にクソストーリー」「ただのジャンプ連載追い付き回避措置」「スピンオフで麦わら一味以外の話やればいいのに。黒ひげやシャンクス辺りで」「この際、かめはめ波でも撃ってろよ」など、散々な言われよう。

“能力者封じの島”という設定にも、「覇気ゲーになるだけ」「覇気使えばいいんじゃね」「能力がないただの殴り合いでっか」「悪魔の実の能力なくても、怒ってドンで倒せる」「覇気万能だし」と“読めている”とばかりに覇気を用いて戦うと予想する声や、「骨は死ぬのか」「チョッパーはただのトナカイに戻るんやな」「ブルックは死ぬし、チョッパーはトナカイになる」など、存在そのものが能力者みたいなキャラクターに突っ込みの声が上がっている。

 他にも「敵がフォクシーってなんだよ、今さら」「フォクシーたちの回好きじゃなかったんだよな」「フォクシーは『タイムボカン』のキャラ(ボヤッキー)をパクった尾田の黒歴史だろ。蒸し返すなよ」とフォクシーに不満を露わにするファンや、「尾田が何も関わってないな」「尾田が関わってないオリジナルは総じてクソ。どれもつまらなすぎて観るも価値ない」と作者無関係のため期待しないファンも見られる。

 しかし、『ネブランディア』の監督を務めるのは、1980年代からアニメに携わるベテランの宇田鋼之介氏。さらに同氏は、アニメ劇場版『デッドエンドの冒険』と『カラクリ城のメカ巨兵』の監督も務めており、『ワンピース』はお手の物であるはずだ。また、脚本も『ポケットモンスター』シリーズや『イナズマイレブン』シリーズ、『SAMURAI7』『ZETMAN』などで知られる冨岡淳広氏と、ちびっ子から大人まで楽しませてきた名脚本家が担当。企画・櫻田博之氏(東映アニメーション)も「ワンピースの面白さをすべて知り尽くした男!ルフィたちキャラクターの魅力を存分に出してくれると思います――いままでにない、冒険感、ドキドキ感を出してくれます」と、両者に太鼓判を押す。

 低迷が続くフジテレビの、数少ない光明『ワンピース』。同局の狩野雄太氏が「初めて冬に完全オリジナルエピソードをお届けさせていただくことになりました。夏のスペシャルは“エピソードシリーズ”と称されておりますが、冬のスペシャルは“アドベンチャーシリーズ”と言われるようになれたらいいなという想いを込めてサブタイトルを付けました」と述べるように、無事シリーズ化される作品になることを願おう。

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