『ギャラ街』6位に大幅ダウン!! 『エベレスト 3D』『グラスホッパー』初登場注目組を破ったのは、スキンヘッドたけし!【週末映画興行成績】

1511_eiga_mozu.jpg『劇場版 MOZU』公式サイトより。

 11月7日~11月8日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。

 動員約17万人、興収約2億3,000万円をあげ、初登場1位を獲得したのは『劇場版 MOZU』。西島秀俊が主演を務める同作は、ご存知TBS・WOWOW共同制作、人気ドラマ『MOZU』の完結編となる。監督は『海猿』シリーズの羽住英一郎氏。香川照之、真木よう子といったドラマ版のお馴染みキャストに加え、松坂桃李、伊勢谷友介なども出演する。そして、なんと言っても注目すべきは「日本事件史の闇」とも言われる“ダルマ”を演じるビートたけし。スキンヘッドのたけちゃん、怖すぎ!

『劇場版 MOZU』に敗れはしたものの、動員約14万7,000人、興収約1億9,200万円をあげ、初登場2位に輝いたのが、伊坂幸太郎氏原作の『グラスホッパー』。ジャニーズの生田斗真、山田涼介に加え、浅野忠信、村上淳、石橋蓮司など実力派も出演する同作は、殺し屋たちが織り成すエンターテインメント作品だ。映画の宣伝のため、多くのTV番組に出演していた生田。中でも印象的だったのは、『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で親友・尾上松也に涙もろいと明かされていたときの恥ずかしそうな表情……かっこかわいかった。好感度、大幅UP!

 3位は全国424スクリーンで公開され、動員約9万6,000人、興収約1億6,400万円をあげた『エベレスト 3D』。1996年に起きた実話をもとにした同作は、3Dならではの圧倒的な迫力でヒマラヤ山脈のエベレストを体験できてしまう。さらに、ジェイク・ギレンホール、ジョシュ・ブローリン、キーラ・ナイトレイなど、スターも出演するというのだから、チョモランマもチチチョビレちゃいますわな。ちなみに、動員数が『グラスホッパー』よりだいぶ劣るも興収に大差ないのは、3D上映&IMAX 3Dでの上映もあることから単価を引き上げているからだそうだ。『グラスホッパー』も飛び出したらよかったのかな?

 4位『俺物語!!』、5位『映画 Go! プリンセスプリキュア Go! Go!! 豪華3本立て!!!』と、共にランクをひとつ落としてしまったオタク向け(?)映画。とは言え、1・2・3がビッグタイトルの初週であり、ここで耐えたのは大健闘だ。しばらく、この辺の順位をウロウロして、売上も伸ばしていくのかも。

 そして、2週連続1位に輝くも、3週目にして6位まで落ち込んでしまったのが、“ゲロ街”と酷評される『ギャラクシー街道』。ついにメッキが剥がれたといったところか。ただ、監督の三谷幸喜氏は同作の特別講座で「『あんなのSFじゃない!』と言う人もいるわけですよ。なんで怒ってるんだバカヤローと思いますけども」と、酷評と戦う姿勢を見せるほど、同作に自信があるようだ。また、公開待ち遠しい『スター・ウォーズ フォースの覚醒』についても「ライバルですから!」と豪語しているぞ。

 以下、7位は先週2位から大きく順位を下げた『PAN -ネバーランド、夢のはじまり-』、8位『マイ・インターン』、9位『図書館戦争 THE LAST MISSION』、10位は初登場『ミケランジェロ・プロジェクト』となっている。5週目にして9位に食い込んだ『図書館戦争 THE LAST MISSION』だが、さすがに来週は圏外かも。ガイ・リッチーの新作『コードネーム U.N.C.L.E.』も始まるしね。さあさ、紀里谷和明監督のハリウッド・デビュー作『ラスト・ナイツ』は、来週何位になるのかしら?

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