“黒バス”メンバーが裸＆まわし姿に!! 『火ノ丸』×『黒バス』のSPコラボ読切に萌え死ぬ女子も!? 【ジャンプレビュー】

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――発行部数約260万部（一般社団法人 日本雑誌協会発表）を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」（集英社）。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー！

「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

　今月9日に発売となった「週刊少年ジャンプ」（以下、「ジャンプ」）2015年50号、表紙と巻頭カラーは『火ノ丸相撲』。見開き＆タイトル共に“潮火ノ丸と小関信也”で、本編もふたりの激闘を描いている。また、注目すべきは“キセキの待ったなし対決!!”と題された、『黒子のバスケ』とのSPコラボ読切。これは『黒子のバスケ』の作者・藤巻忠俊氏が、「おもしろすぎです」と『火ノ丸相撲』の作者・川田氏を愛しているから実現したようだ。“黒バス”メンバーの裸＆まわし姿に、萌え死ぬ女子続出か!?

　その他、カラーページでは、千秋楽が今月25日に迫る「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」の登場キャラクターのビジュアルを公開している。市川猿之助演じるルフィや、嘉島典俊演じる赤犬は歌舞伎っぽさ全開だが、他のキャラクターはわりとそうでもない。中でも浅野和之演じる“仏のセンゴク”ことセンゴクは、実写化もいけそうなほどクオリティが高い。ちなみに、市川猿弥演じるジンベエが、レイザーラモンRGに少し似ている。是非とも『ONE PIECE』あるあるを披露してほしいものだ。

　もうひとつカラーページの情報だが、アニメ化が決定した『僕のヒーローアカデミア』のアニメ制作スタッフが発表されている。監督は『ガンダムビルドファイターズ』シリーズ・長崎健司氏、シリーズ構成はこれまた『ガンダムビルドファイターズ』シリーズの黒田洋介氏、キャラクターデザインは『蟲師』『ハートキャッチプリキュア』の馬越嘉彦氏、アニメーション制作はボンズ。公式サイトもオープンし、アニメ公式Twitter（@heroaca_anime）でも最新情報を届けていくようなので、フォローしよう。

　久しぶりに『黒子のバスケ』のメンバーが、本誌で拝めた今号の「ジャンプ」。掲載順は『火ノ丸相撲』＆SPコラボ読切に始まり、『ONE PIECE』『食戟のソーマ』『暗殺教室』、センターカラーの『背すじをピン！ と ～鹿高競技ダンス部へようこそ』（以下、『背すじをピン！ と』）……と続く。

　八巻・椿組が激しく踊る扉絵で始まる『背すじをピン！ と』は、遂に“オカマ部長”土井垣がダンス。圧倒的な存在感で会場中の視線を集め、見事二次予選を1位で通過。なお同作は、雑誌『ダ・ヴィンチ』（KADOKAWA）とniconicoが去年より開催を始めた、「次にくるマンガ大賞」の第2回ノミネート作品にもなっており、今後ますます注目が集まりそう。来月4日に2巻発売と、まだ追いつける範囲なので、読んでいない人はLet’s dance！

『背すじをピン！ と』以外にも、展開の早さで読者を困惑させた『トリコ』と、ゲームの天才との対局が開始した『ものの歩』がセンターカラー。『トリコ』の作者・島袋光年氏は、1本だけ超長いまつ毛を発見したそうで、「これも老化現象か！ なかなか楽しいぜ老化!!」と述べている。そのうち、ジジシェフみたいに顔中毛だらけになるのだろうか。

　他にも今号では、「マンガ家になりたい！」を「現実」にするマンガ賞「ストキンPro＆ガリョキンPro」の審査員を務める、大場つぐみ氏＆小畑健氏の特別インタビューも掲載。2号連続の第2弾となる同インタビューでは、「魅力的なキャラクターはどのように作っていますか？」「新人時代、画力を上げるためにしていたことはありますか？」など、マンガ家志望なら絶対知りたい質問に答えている。『デスノート』『バクマン。』に続く新作『プラチナエンド』を「ジャンプS.Q.」でスタートさせた名コンビから学ぶことは多いはずだ。

　最後に次号の「ジャンプ」情報。一部から絶大な支持を得た、ラクロスマンガ『クロス・マネジ』のKAITO氏の新作、野球マンガ『バディストライク』が開始するようだ。ノーコンピッチャーと死神と呼ばれたキャッチャーという、無限の可能性を秘めたコンビのマンガになるとのこと。女の子の部活じゃないのは少し残念だが、KAITO氏のことだからかわいい女の子も描いてくれることだろう。また、黒ギャル出してほしいな!!
（雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社）