ご……5兆円!? 「世界のバンナム」『デレステ』好発進でバンナムが通期予想を超上方修正!?

1511_bannam.jpg『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』公式サイトより。

 今月5日、バンダイナムコエンターテインメント(以下、バンナム)の親会社・バンダイナムコホールディングスが、来年3月の第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想と、来年3月期通期予想の修正を発表。さまざまな事業において好調なようで、当初予想していた通期の大幅アップを発表したかたちとなったのだが、額の桁が違いすぎて、一時ゲーマー界隈でパニックが起きてしまった。

 世の中の景気は回復傾向にあるものの、経済全体の先行きについては不透明な状況が続いている。その中でバンナムは、今年4月にスタートした3カ年の中期計画のビジョン「NEXT STAGE 挑戦・成長・進化」のもと、「IP(キャラクターなどの知的財産)軸戦略」を推進すると共に、成長の可能性が高いアジア地域での事業展開を強化した。また事業面でも、トイホビー業、ネットワークエンターテインメント事業のネットワークコンテンツ、海外の家庭用ゲームソフト、映像音楽プロデュース事業が好調に推移。それにより、来年3月期通期予想を当初の5,300億円から5,600億円(増減率5.7%増)に修正した。

 しかし、ソーシャルゲームに関する最新情報や、人気アプリ解説などを毎日更新するあるゲームサイトが、同発表の「5,300億円から5,600億円」を「5,300億円から5兆6,000億円」と掲載してしまった。

 それを受け、ゲーマーから「5兆とか、すごすぎる」「バンナム国ができそうだな」「まさか、あのバンナムが日本を救う日が来るとは」「トヨタに匹敵するんじゃないか」「世界のバンナム」「国家予算かな?」など、驚きの声が上がることになってしまった。

 またバンナム自体も、“デレスタ”の名でPを夢中にさせる「スマートフォン用ゲーム『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』が好調なスタートを切り、貢献した」と発表していることから、「これぞバケモノコンテンツ」「アイマスのファンて金持ってるだな」「どんだけぼったくる気?」「Pからいくら搾取するつもりだよ」「政府は早急に新しい課税制度考えないといけないだろ。完全に単位がおかしい」「マス豚の課金力!」といった声も。

 現在は「5,300億円から5兆6,000億円」記事も修正されたが、これだけ大胆に誤ってしまうと、書いた記者が心配でならない。首が飛ばされるような事態になっていないことを祈る。

 ちなみに、バンナムが好調なのは事実。『ラブライブ!』の奮闘で、映像音楽プロデュース事業は売上高235億円(前年同期比5.4%増)、前述の『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』が好発進した、ネットワークエンターテインメント事業においては、売上高1,472億円(前年同期比9.9%増)となった。トイホビー業こそ、売上高1,039億円(前年同期比2.2%減)と下がってしまったが、四半期純利益は従来予想170億円から大幅アップの227億円(33.9%増)。“デレスタ”さまさまである。

 しかし一方で、“国民的アイドルオーディションゲーム”として人気を博した『アイカツ!』の名が、発表の中でまるで触れられもしなくなっているという悲しい状況も。バンナムの今回の発表に対しても、「頼むから『アイカツ』を救ってあげて!!」というファンからの悲痛の叫びが上がっている。『ラブライブ!』『アイドルマスター』の2巨頭が君臨する今、やはり『アイカツ!』は厳しいのだろうか。“アイカツおじさん”はラブライバーやPへと変わってしまったのか。

愛は勝つ

愛は勝つ

アイカツおじさん!?

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