早くも来春に“2”が登場！ “プラントvsゾンビ”の戦いが熾烈を極める!!

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EA内「プラント vs. ゾンビ ガーデンウォーフェア」サイトより。

　昨年のリリース直後から瞬く間にユーザー数を増やし続けている人気オンラインシューティングゲーム『プラントvs.ゾンビ ガーデンウォーフェア』の成功を受けて、早くも来年春に登場する『プラントvs.ゾンビ ガーデンウォーフェア2』に注目が集まっている。

■攻撃力を増したプラント陣営が反転攻勢に出る“2”

　米大手ゲーム企業のエレクトロニック・アーツは今年初旬、『プラントvs.ゾンビ ガーデンウォーフェア』はすでに600万人ものプレイヤーが楽しんでいると発表。そしてデベロッパーの「PopCap Games」はこの大成功を受けて『プラントvs.ゾンビ ガーデンウォーフェア2』（PS4版、Windows版、Xbox One版）に着手していることを明らかにした。

　シリーズの出発点となる『プラントvs.ゾンビ』はPopCap Gamesが2009年にリリースしたWindows版のユニークなリアルタイム戦略シミュレーションだ。その後Mac版や各種ゲーム機、スマホ向けゲームアプリもリリースされ“カジュアルゲーム”として世界中で楽しまれてきたが、昨年『プラントvs.ゾンビ ガーデンウォーフェア』で本格的なオンラインマルチプレイシューティングゲームに進化。これまでの世界観と“キモ可愛い”ゾンビ＆植物のキャラクターの魅力はそのままに、協力プレイやマルチ対戦プレイが楽しめるというしっかりしたシステムのオンラインゲームになっている。新たなファンを獲得しつつたちまち一躍人気オンラインゲームの一角にのしあがったが、そこから1年を待たずして早くも続編『プラントvs.ゾンビ ガーデンウォーフェア2』が登場することになる。

　来春リリースが予定されているこの続編はどんな内容なのか？　ゲーム情報サイト「Polygon」によれば、この“2”の舞台設定はゾンビ軍団の勝利後の世界だということだ。しかしプラント（植物）側も敗北に甘んじてはおらず、布陣を立て直して反転攻勢を目論み再び戦火を交えることになるのだ。

　このような背景により、これまでは庭を中心にしていたバトルフィールドはゾンビ側の陣地である墓場にも広がり、今までは防衛を主眼としていたプラント陣がシリーズで初めて攻撃重視のキャラクターに色づけされているという。こうまで言われれば、“2”で全面攻勢に出たプラント陣のキャラクターを選んでプレイしたくなるのではないだろうか。

■新キャラにはパワードスーツ“Z-Mech”も登場

　この『プラントvs.ゾンビ ガーデンウォーフェア2』では新たなキャラクターも多数加わるが、その中でも注目すべきなのはゾンビ側の「Imp」とパワードスーツの「Z-Mech」だということだ。Impは身体が小さく最もすばしっこいキャラクターに設定されており、2丁拳銃での連射と背中のジェットパックで宙を舞うことができる。そしてこのImpはパワードスーツのZ-Mechを召喚し、乗り込んで闘うこともできるのだ。このZ-Mechは動きの俊敏さには欠けるもののミサイルなども装備し抜群の攻撃力を誇る。

　また『プラントvs.ゾンビ ガーデンウォーフェア』で好評の4人協力プレイは、“2”ではゾンビ陣営を防衛するミッション「Graveyard Ops」が楽しめるようだ。

　EA傘下のデベロッパー、PopCap Gamesのゲーリー・クレイ氏によれば「プラントvs.ゾンビ」の600万人のユーザーはネット上のフォーラムやSNSでの情報発信を頻繁に行なっており、それらの発言内容は“2”の開発において大きな指針になっているということだ。

“2”はまた、ゲームプレイ上の各種の設定可能な範囲が広がっており、さらに戦場のフィールドの他にも両陣営共に“バックヤード・バトルグラウンド”と呼ばれる「詰所」があり、キャラクターの能力をカスタマイズしたり、共に戦うプレイヤーを3人まで招待することができるということだ。

『プラントvs.ゾンビ ガーデンウォーフェア2』の開発はカナダのEA Canadaと2011年にEAに吸収されたPopCap Gamesとの初めての共同作業になるという。この“2”がさらにヒットすればそのうち『リーグ・オブ・レジェンズ』のようにe-sportsにも採用されるかもしれない!?
（文／仲田しんじ）

【参考】
・Polygon
http://www.polygon.com/2015/10/23/9571197/plants-vs-zombies-garden-warfare-2-preview-hands-on