天使版『DEATH NOTE』!? 大場つぐみ×小畑健コンビの最新作『プラチナエンド』1話目反応

puratina.jpg「ジャンプSQ.」12月号表紙より。

『DEATH NOTE』『バクマン。』と、大ヒットをかっ飛ばした「週刊少年ジャンプ」が誇る名コンビ大場つぐみ×小畑健が掲載の場を「ジャンプSQ.」へ移して、ついに始動! 実写版映画『バクマン。』が好調なこと、『DEATH NOTE』も今年改めてTVドラマ化され、さらに新劇場版の製作も発表されることなどから、連載開始前から話題を集めていた注目の新連載『プラチナエンド』第1話目を、ざっくりと紹介してみる。

 公式のあらすじでは“中学校の卒業式当日、同級生が卒業に浮かれるなか独り中学校を後にする、架橋明日(かけはし・ミライ)。生きることに希望を見出せない彼は、いったどんな道を歩むことになるのか……。これは、人と天使の物語である。”となっている。

 実際、第1話のストーリーをざっくりとまとめると、家族を事故で失い、引き取られた先の叔母の家で虐待を受け、自殺を試みたミライくん。だが、飛び降りたところを天使と名乗る謎の女の子に救われ、さらに見えない速さで空を飛ぶ翼=“自由”と、刺すと誰でもミライくんを愛するようになる矢=“愛”を授けられる。ミライくんはその力で“幸せにならなきゃ”と誓う……と字面の上ではハートウォーミングな感じだが、安心してください。第1話目から人が死んでいますよ!

 詳細は避けるが、ミライくんの抱える闇はいかにも深そうだし、彼を助けた天使・ナッセを取り囲む状況も、次世代の“神”の座を巡って複雑な物語が展開されることになりそう。ネット上の感想も、「おもしろそう」「これは続きが気になる」と好意的な意見が多く、「冒頭の展開が『DEATH NOTE』そっくり」「天使版の『DEATH NOTE』だな」といった声も挙がっているので、従来の大場つぐみ×小畑健コンビのファンが期待しても大丈夫そう。

 また、『バクマン。』より『DEATH NOTE』寄りのデザインや、圧倒的に美麗な塗りも健在な小畑健の画力について触れるファンも多い一方で、「天使ちゃんがかわいいから次も読む」といった紳士たちの声も目立っていた。

 ちなみに、表紙は主人公・ミライくんが飾ったが、折りたたみ(観音式)側で、ナッセも描き込まれているほか、今号から3号連続で『DEATH NOTE』『バクマン。』『プラチナエンド』の複製原稿セットがもらえる、応募者全員サービスを展開するなど、「ジャンプSQ.」の気合が伝わる体勢となっている。『プラチナエンド』はこの期待に応えられるのか、次号以降も楽しみにしたい。なお、電子書籍サービス「ジャンプSQ. 電子版」も本日よりスタートなので、「ジャンプSQ.」を購入できない人は公式サイトを見てみよう。
(出版元は、言及がない限り集英社)

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