『コウノドリ』『掟上今日子の備忘録』『サイレーン』……2015秋“コミック原作”ドラマの勝ち組は!? 

dorama.jpg『コウノドリ』公式サイトより

 10月も終わろうという今日この頃、遅れて放送を開始した秋ドラマの視聴率もほぼ出揃ったようなので、コミックを原作とする各ドラマの視聴率とネット上の評判を、まるっと紹介してみる。

 コミック原作に限らなければ、池井戸潤原作の『下町ロケット』(TBS系)が第1話16.1%、2話が17.8%(ビオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と絶好調。“新相棒”を迎えた『相棒 season14』(テレビ朝日系)も堅調なようだ。さてコミック原作組を調べてみると、これが予想外の大混戦となっている。ざっくり、今のところの<平均視聴率>順で並べていく。

『コウノドリ』(TBS系)は2話目までの数字だが、12.2%と今回の“コミック原作”ドラマの枠内で首位を獲得。「泣けるし、コミックが原作なのに突飛なところがなくていい」とドラマファンからも、そして「割と忠実」と原作ファンからも好評だ。

 原作からタイトルや設定、展開を変更、オリジナルキャラまで突っ込んできた『5→9 ~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)は、3話までの平均視聴率が11.87%。これでも前クールの『恋仲』よりは随分とあげてきているが、原作ファンはもちろんご不満のよう。

 原作は小説だが、西尾維新なので取り上げた『掟上今日子の備忘録』(日本テレビ系)は、同じく3話目までで平均11.5%。「ガッキー可愛い」という意見ばかりが目立つが、2話から3話にかけて微増。やはり可愛いは正義なのである。「演出がシャフト(アニメ制作スタジオ。西尾維新原作のアニメ化作を多数手がける)っぽい」というアニメファンからの意見も。

そして特筆すべき『釣りバカ日誌~新入社員 浜崎伝助~』(テレビ東京ほか)は、23日放送の第1話目で10.8%獲得! テレビ東京のドラマで、2ケタ視聴率を獲得するのは『三匹のおっさん ~正義の味方、見参!!~』以来とか。映画の印象が強く、“コミック原作……?”と正直思ったりもするが、快挙は快挙。今後が楽しみだ。

コウノドリ(11) (モーニング KC)

コウノドリ(11) (モーニング KC)

綾野剛、かなり似せてきてますよね

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