「実物の圧勝でしょ」「3次元は臭い」 2次元と3次元、どちらに萌えるか判定できる『ときめきセンサ』、あなたはどっち!?

1510_tokimeki.jpg「株式会社テクマク」内、ローム×TECHMAC『ときめきセンサ』紹介ページより。

 半導体メーカー・ROHM(ローム)が、今年のエイプリルフールにFacebookで「恋に落ちる瞬間を検知する『ときめきセンサ』を開発した」という嘘をついたのをご存知だろうか。なんと今回その嘘が現実のものとなり、見本市に登場した。見本市では多くの男女の人気を集め、閉会後も萌え議論は継続中のようだ。

「Techne(技巧・芸術)&Magic(魔法)」を掛け合わせた会社・TECHMAC(テクマク)。『ひみつのアッコちゃん』(小学館)を思わせる同社が、光センサの検出技術を応用し、独自のアルゴリズムでROHMの嘘(ときめきセンサ)を実現した。同センサは、美形のアニメキャラクターと実物モデルの異性から、それぞれ“愛の告白”を受けると、手のひらの脈拍などから“ときめき度”を測定するという優れもの(?)。簡単に言うと、「実際の異性と2次元のキャラ、どちらに萌えるか」を判定するセンサである。

 今月7日~10日の間、幕張メッセで開催されたアジア最大の家電・ITの見本市「CEATEC JAPAN2015」のROHMブースで出展された『ときめきセンサ』。「2次元!? 3次元!? う~ん……2次元!!」といった、安い煽り演出のような判定にも関わらず、同イベントに訪れた男女にたいへん人気で、行列もできていたようだ。

 イベント終了後となった今では、試したくても試せない『ときめきセンサ』だが、どちらに萌えるかの議論は継続中のようで、「エロアニメと普通のAVだったら、実物の圧勝でしょ」「俄然、3次元だろ」「3次元のほうが、どう反応したらいいかでドキドキできそう」といった3次元派と、「3次元の美形なんてめったにいねー」「リアルより、エロアニメのほうがときめきます」「アニメが圧勝。そもそも理想として創るものだから当然」「3次元は臭い。ありえない臭さ。生物臭がする」といった2次元派で分かれた。

 また、「バッキャロウ、わしゃどっちにもときめくんじゃい!」という両方派もいれば、「絵にはボキボキすることはあれど、ドキドキはしない。人にはドキドキすることはあれど、あんまりその場でボキボキはしない」「2次元はときめく。3次元はきょどる」という、よくわからないタイプの人もいる。

「それはそれ、これはこれ。嫁や彼女がいる人でもアニメには萌えるもんだろ?」「2次は絵による。3次は人による。どっちも好みによる」といった声も上がっている。

 嘘発見器のような明確な利用意図があるわけでもなく、過去に発売され大ヒットした、近くにいると反応し合う「ラブゲッティ」のように携帯できるわけでもない『ときめきセンサ』。目的がまるで見えないが、“2次元と3次元”の判定ではなく、“熟女とJK”“巨乳と貧乳”など、様々なバリエーションを希望する声が上がっているので、多少なりとも需要はあるのかもしれない。とはいえ、判別したところでどうするのかという疑問はあるが……。

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