「週刊少年ジャンプ」情報レビュー

新井浩文、「ジャンプ」編集部に「汚いですね」&「原作の『バクマン。』を好きな人は絶対に観ちゃダメです」!!【ジャンプレビュー】

――発行部数約260万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!

1510_jumpreview_02.jpg「週刊少年ジャンプ」公式サイトより。

 今月10日に発売となった「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2015年46号、表紙と巻頭カラーは、「第1回 キャラクター投票」の結果発表が行われた『僕のヒーローアカデミア』。カラー見開き2ページで、同作の人気キャラクター上位10名を描いている。1位は2位の轟焦凍に300票以上の差をつけた主人公・緑谷出久。4位の麗日お茶子と共に、左の拳を高らかに突き上げる出久がなんともクールだ。その他の結果は見ていだたくとして、ほっこりした気持ちになれたのは作者・堀越耕平氏の前々作『逢魔ヶ刻動物園』の椎名・シシド・蒼井華にも票が入っていたこと。根強いファンがいるものである。

 また、カラーページでは映画公開記念で続いている『バクマン。』のインタビューも掲載。今号では、平丸一也役を務める俳優・新井浩文が、大好きな「ジャンプ」への熱い気持ちを語っている。Twitter(@araihirofumi)でも、たびたび「ジャンプ」の話をしていたので好きなことは知っていたが、「トータルでは、20回ぐらい読み直していますね(笑)」という発言には驚かされた。

 なんでも新井独自の読み方があるらしく、1周目は『ONE PIECE』『食戟のソーマ』『ハイキュー!!』『銀魂』などのレギュラー陣を読み、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』やギャグ系、じっくりと読みたい新連載マンガは2周目に回すとのこと。どう20回も読むのか明かされていないが、愛してやまない「ジャンプ」編集部でのインタビューは終始楽しそう。ただ、編集部に対する感想は「汚いですね(笑)」だった。しかし、それ以上に「ここでジャンプが作られるんだ」という感動が勝るよう。そんな新井が平丸を演じるのだから、映画『バクマン。』期待してよし!? とは言え、新井自身は「原作の『バクマン。』を好きな人は絶対に観ちゃダメです(笑)!」と、最後に残しているのだが……。

『僕のヒーローアカデミア』『バクマン。』と盛り上がりを見せる今号の「ジャンプ」。掲載順は、巻頭カラーの『僕のヒーローアカデミア』から始まり、『暗殺教室』『ONE PIECE』『ものの歩』『ブラッククローバー』、センターカラーの『食戟のソーマ』……と続く。さらに、今号は『火ノ丸相撲』もセンターカラー。IH予選団体戦決着後の大太刀高校相撲部の面々を横から描いたいい感じの扉絵の裏には、7月末まで応募していた「マイナー部活 応援キャンペーン」の結果が発表されている。見事、大賞に選ばれた山岳部の<いぶき>さんには、ラグジュアリーなキャンプスタイル用テントやシェルターを取り扱うブランド・BAREBONESの「サファリテント」が贈られた。

 おめでたいニュースがあれば悲しいニュースも。前述の新井も大好きな『銀魂』が、先週に引き続き休載となってしまった。しかも、1ページを使い“作者病気療養”を告知。次号で再開予定となっているが、“詳細は決まり次第、公式HPで告知”という部分に、どこか不安を感じる。そして何より、空知英秋氏の体が心配。無事カムバックし、ファンを安心させてくれるといいが……。

休載ついでに、もうひとつ。“ドレスローザ編”が終え、ようやく次の島「ゾウ」に辿り着いた『ONE PIECE』が次号休載となるようだ。作者・尾田栄一郎氏の巻末コメントには「スタッフが『そばですかい』にハマりまして、スゴい早さで消える」と書かれているので、病気とかではなさそうだが、革命軍や“四皇”黒ひげ海賊団も動き出しただけに残念。家族でスーパー歌舞伎IIでも観に行くのかな!?
(雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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