「しょうもな」 『有吉AKB共和国』の茶番にドッチラケも、相笠萌の“ハバネロ”に期待

1510_ramen.jpgGoogle+『相笠萌』公式アカウントより。

 茶番……それは江戸歌舞伎の楽屋内で発生し、世に広まったという滑稽な即興寸劇。また、馬鹿げた振る舞いや下手な芝居を指す言葉だ。今月5日に放送された『有吉AKB共和国』(TBS系)が、まさに“茶番”であった。

 2010年の放送開始より多くのAKB48メンバーが出演している『有吉AKB共和国』。5日の放送には、ゲストにAKB48・高橋朱里、込山榛香、相笠萌、西野未姫、谷口めぐ、そしてお笑い芸人・コウメ太夫、ラーメン評論家・石神秀幸が出演した。

 前回の放送から引き続き、西野、谷口、コウメ、石神氏の4人が「チッキショーグルメ」と題された食レポに挑戦。ただ、これはコウメの素を暴くという、ごくごくありふれたドッキリ企画である。石神氏が、コウメのギャグ「チッキショー」が気に入らない風を装い、怒ったときの皆の反応を見ようというものだ。

 企画通り、石神氏は1軒目に訪れた店を出たあと「お店の人が作った料理を食べ『チッキショー』とか言うのはおかしい」とスタッフに言い、2軒目に到着したときは「ここではやらないですよね?」と念を押すなど、怒りの演技を見せた。しかし、お約束というか芸人の性というか、食べ終えたコウメは「チッキショー」と叫び、コウメに便乗し西野と谷口も叫んだ。結果、熱演する石神氏は「あんだけ言ったよな」「おかしいだろ、テメーら」「ざけんなよガキ!」と罵倒し、現場から去る。

 落ち込むコウメや泣く西野と谷口が映され、さらに石神氏は現場から去ったままという終わりかたのため、さも“ドッキリ”から“マジギレ”に移行したかのように放送されたが、こんな茶番に騙される視聴者はいない。番組終了後、「というシナリオ」「しょうもな」「プロレス」などの声が多く上がり、「どこが面白いと思ってこういう番組作るんだろうね」「そりゃテレビ離れも進むわ」と、昨今のテレビに苦言を呈する人も見られた。

 企画を考える際、スタッフ内では「いける!」と盛り上がったのかもしれないが、だとしたら考えが甘いだろう。これなら島崎遥香の“塩対応”を通り越し“ハバネロ対応”を見せる相笠が、コウメの芸風をボロクソに罵ったほうが盛り上がるのではないだろうか。

 番組が放送された翌日、相笠はトークアプリ「755」を通じ投げかけられたファンからの「午後の紅茶飲みますか?」という質問に対し、「たまに」と答え、また「萌ちゃん(絵文字)おはよう(絵文字)先週に…なんば店で清純フィロソフィーをリクエストしました(絵文字)思い出(絵文字)深い曲(絵文字)なので、凄く大好きです(絵文字)萌ちゃんも大好きですか(絵文字)」という質問には、「文章の間に絵文字入れてくる感じなんなの?読みにくい、、」とバッサリ切り捨てている。

 ただ、「ねぎま以外何が好き?」という質問には、ツンとしながらも「つくね、鶏皮」とちゃんと答えた。この昔のスケ番のようなツンデレスタイルが相笠の“萌”ポイントだ。観てられない茶番が放送されたときは、相笠に何か質問してお茶を濁してみるのもいいかもしれない。

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