なぜそこで実写!?　脱力系『スペース☆ダンディ』Blu-ray BOXの実写CMにファン大喜び！

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YouTube「バンダイチャンネル」より

　6日、バンダイビジュアルから公開されたCMを視聴したアニメファンに衝撃が走った。スペースSFアニメ『スペース☆ダンディ』Blu-ray BOXが2016年1月29日に発売されることを告知するCMなのだが、このCMがいい感じに脱力しまくりの実写だったのだ。

　どこから連れてきたのか、無精ひげの中年外国人男性、ぬいぐるみと思われるミャウ、造りが適当すぎるQTの姿に、普段は「イメージと違う！」と、アニメキャラクターの実写化に対して厳しい審美眼を発揮するファンたちも「なぜ実写www」「なんぞこれwww」「違和感まったくないな」と大喜び。

　2014年1～3月にシーズン1、同年7～9月にシーズン2が放送されたアニメ『スペース☆ダンディ』。総監督に渡部真一郎、脚本家の佐藤大、信本敬子、音楽には管野よう子など、名作『カウボーイビバップ』に携わったスタッフが多数集結。さらに大友克洋、湯浅政明らクリエーターがおよそ70人、岡村靖幸らアーティストがおよそ20人らが参加したうえで、“研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減”をテーマに制作された。

　個々のクリエーターがそれぞれの特徴を見せながらも、研ぎ澄まされた適当さを発揮。アニメファンの注目を集めた。残念ながらBlu-ray＆DVDなどの売り上げはあまり振るわなかった模様だが、久しぶりの登場でこれだけファンを沸かせているのは、やはり『スペース☆ダンディ』という作品の底力あってのことだろう。

　バンダイビジュアルは14年10月にも、『映画クレヨンしんちゃん　ガチンコ！逆襲のロボとーちゃん』のBlu-ray＆DVD発売CMで、野原ひろし役の声優・藤原啓治を起用した実写CMを制作し、好評を博している。さらなる実写CMの仕掛けにも注目したい。