【シリーズ「ももクロと、おやじノフたちの現在地」case.08】

「ユニーク、カワイイ、パフォーマンスの三位一体。『ももクロ』に号泣させられる五十路ノフ」すーさん(57)の場合

――スタッフや運営に対して批判的な面ってありますか?

すーさん そうですね、しいていえばですけど、ヒャダインを干したことですか。彼の楽曲が好きだったんで、5Dなんてほとんど聞かないですよ。それだけに、今回ヒャダインが戻って来てすごい楽しみです。

●女優やバラエティーもあり。ライブをちゃんとやってくれるなら

――そんなももクロも、人気もピークを過ぎたのではという意見もありますが?

すーさん まあ、ファンもずいぶん増えましたから、もうそろそろいいんじゃないかっていうのはありますね。今くらいでいいんじゃないですか?

――ももクロの終わりを考えたことはありますか?

すーさん まあ、希望としては彼女たちが言うように、SMAPみたいになってほしいと思います。例えば、れにちゃんにカレシができたとしても、まあ、自分がなれればうれしいですけど(笑)、それはそれで応援してあげたいですね。結婚して子どもができても、「ももクロ」っていう名前を続けてほしいです。

 それと、もともと女優という夢を持って今の事務所に入ったんでしょうから、そっちの道もありますよね。『幕が上がる』も評判よかったみたいですいし。ひとりひとり女優をやって、ライブの時はみんなで集まるっていうのもありかなと。ボクはライブよりも「Chan」みたいなワチャワチャ感が好きなんですよ。だからバラエティーもありだと思ってます。

――女優にバラエティータレントですか、これは新しい意見ですね。それでは自分自身のモノノフの終わりとは?

すーさん 彼女たちが解散するまではノフだと思ってます。ただ、解散はしないまでも、バラ売りの仕事ばかりになったらわからないですね。れにちゃんファンではあると思いますけど……。

――もし、ももクロが登場しなかったとしたら、何か熱中できていたものってありますか?

すーさん う~ん、特にないかな。やっぱり、野球しかないんじゃないですかね。

――それでは、自分にとってももクロとは?

すーさん (即答で)『癒し』ですかね。ライブ行くと、彼女たちが出てきた瞬間から泣けるんですよ。ああ、今日もももクロに会えたって(笑)。歌ひとつにしてもそうですし、あとは、れにちゃんの笑顔ですね。ほとんどの現場で泣いてますよ。人に見られないように(笑)。

 * * *

 歳をとると涙腺が緩むとはよく言われるが、オーバーチュアーから号泣している同世代の記者同様、すーさんも、面白さと可愛らしさ、高いパフォーマンス力が同居するももクロには、感動と癒しを与えられているようだ。それが明日への活力につながるなら、その涙はノフなら理解してくれるはず。人目はばかることなく“泣いてもいいんだよ”。

【case.09につづく】

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