『虐殺器官』公開延期決定！　さらに、『Rewrite』アニメ化企画始動など新情報続々!!【ざっくりアニメニュース】

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映画『虐殺器官』公式ページより。

　ついに始まる秋アニメの情報に気を取られ、つい見落としてしまいがち、でも要チェック！　と思われるニュースを今回も拾い上げていく。まずは劇場アニメのニュースから。

　先日の記事（http://otapol.jp/2015/10/post-4135.html）でも触れたが、株式会社マングローブの自己破産申請により、ファンの間で心配されていた映画『虐殺器官』の公開日の延期が正式に決定した。『屍者の帝国』『ハーモニー』の2作品とともにProject Itohとして製作、公開される『虐殺器官』。本来であれば11月13日に公開予定だったが、制作体制の見直しのため延期となった。その代わりに12月予定だったSTUDIO4℃制作、なかむらたかし/マイケル・アリアスが監督を務める『ハーモニー』の公開が、11月13日に繰り上がるとのこと。公式ページでも『虐殺器官』は公開予定日が消えており、完全に未定のようだ。

　続いて、新たにアニメ化が発表されたニュースを。

　オリジナルアニメ『キルラキル』の制作で、アニメファンの心をつかんだアニメーション制作会社のTRIGGERが、新しいオリジナルアニメの企画を始動させた。現段階で明らかなのは企画の存在のみで、作品のタイトル、スタッフ、キャスト、リリース方法やリリース時期などすべてが不明。ネット上では、脚本家である虚淵玄が以前TRIGGERの関係者のTwitterを一斉にフォローし、さらに「1クールアニメを引き受けている」とつぶやいていることから、今作に関わっているのでは？　と噂されている。どちらにせよ、詳しい情報が公になるのは10月10日発売の「PASH！」（主婦と生活社）で、表紙と巻頭特集がいずれもこのTRIGGERの新作とのことだ。どんな作品なのか、発表に期待したい。

　そして、2011年に発売されて以来、PSPやPS3などに移植され、愛され続けているKeyの名作恋愛アドベンチャーゲーム『Rewrite』（ビジュアルアーツ）のアニメ化プロジェクトがついに発表された。監督は、原作ゲームのOPアニメーションディレクターであり、最近では『きんいろモザイク』や『グリザイアの果実』の監督を務めた天衝、アニメーション制作はエイトビット。この不朽の名作をどのようにアニメ化するのか、続報を待とう。

　また、好評のまま放送が終了したTVアニメ『マギ』の外伝である『マギ シンドバッドの冒険』（小学館）のテレビアニメ化も決定。16年4月よりMBS他アニメイズム枠での放送を予定している。本作は『マギ』の前章として、前日譚がテーマになっている。実は、14年に一度OVA化されており、その際と同じスタッフが集結する。こちらも合わせて楽しみにしたい。

　　さらに、腐女子にうれしいニュースが登場。『八犬伝 -東方八犬異聞-』などで知られるマンガ家・あべ美幸によるBLマンガ『SUPER LOVERS』（共にKADOKAWA）がついにTVアニメ化されることになった。今回、合わせてメインスタッフが明らかになり、監督は『ログ・ホライズン』『FAIRY TAIL』を手がけた石平信二、シリーズ構成は『緋色の欠片』『月刊少女野崎くん』の中村能子、キャラクターデザインは『八犬伝 -東方八犬異聞-』などの作画監督を手がけた瀧原美樹、そしてアニメーション制作はスタジオディーンだ。「苦労性長男、超美形双子、野生児末っ子が贈るスーパー★ラブ！」がキャッチコピーの本作、ドラマCDはすでに発売されているので、待ちきれない人はそちらも是非。

 
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