36年の時を経て、遂に『ガンダムファンクラブ』誕生も600円を渋るファン続出!?

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――日夜膨大な量がリリースされるアプリゲーム関連情報。注目情報から世間の反応までを概観します。（週2回更新予定）

■『ガンダムファンクラブ』

『ガンダムファンクラブ』リリースより。

　今月1日、バンダイナムコホールディングスの子会社・バンダイナムコライツマーケティングが、『ガンダムファンクラブ（GUNDAM FAN CLUB）』をiOS／Androidにて配信開始。『機動戦士ガンダム』放送開始から36年が経過し、待望の公式ファンクラブの誕生となった。過去の名作から最新作までの映像や、さらにファンクラブ会員限定情報や特典など、すべてのガンダムファンに捧ぐサービスが提供される。

＜映像配信＞
　今月4日より放送開始の最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』（TBS系）の最新話を無料配信。また、全TVシリーズ18作品もすべて見放題。さらに劇場版・OVA35作品についても、期間限定で何度でも視聴が可能だ。なお、ファンクラブ限定の特典映像やライブ配信も随時更新。

＜ファン投稿＞
　アプリ内で提供される写真や映像のシーンに対して、コメントを付けて投稿することが可能。また、自分で撮ったガンダム写真の投稿もできるので、ファン同士で盛り上がること請け合い。

＜ピクチャーコレクション＞
　発売から35年に及ぶ歴代のガンプラ写真や、イベント写真を定期的に配信。配信された写真はアプリ内にダウンロードが可能となっているため、いつでもどこでも“俺だけのコレクション”が楽しめる。

　満を持して誕生した『ガンダムファンクラブ』。ファンからも「それ絶対入らなきゃ！」「いきまーす！」など、多くの喜びの声が上がっている。ただ、入会（配信）は月額600円となっており、「気になるが、600円か…」「見放題は嬉しいけど、DVD持ってるしな」など、月額がネックとなっているファンも見られた。

　とはいえ、会員向けのイベント優待やチケット先行販売、会員限定プレゼントなども用意しているので安い買い物なのかもしれない。限定情報をゲットし、600円を渋るファンに差をつけよう！

■『ミミ恋』

『ミミ恋』リリースより。

　先月30日よりアルファポリスが、イケメンが耳元で恋を囁くキュン萌えアプリ『ミミ恋』の提供をAndroid向けに開始。同社が出版する人気作『黒豹注意報』のゲーム化となる。

『ミミ恋』は、『黒豹注意報』に登場するイケメンキャラ・竹若和馬との擬似電話を楽しむためのアプリ。シナリオは原作者・京 みやこ監修の完全オリジナル！　メインキャラの竹若には、人気声優・岡本信彦を起用している。

　アプリ内の架空のホーム画面上で待っていると、なんと竹若から着信あり。話を聞きつつ質問すれば、実際に会話しているかのようなさまざまな反応が楽しめる。さらに、会話を重ねていくことで彼との関係が深まり、新たな会話内容が解放。どんどん深めれば、ドキッドキな甘～いセリフも聞けるかも!?　なお、朝や夜にしかかかってこない、厄介だが嬉しい電話もあるとのことだ。

　竹若の声を担当する岡本は、『ハイキュー!!』（TOKYO MXほか）や『バクマン。』にも出演している若手人気声優。支持するファンも「うちのおかんが、岡本信彦をのぶりんって呼ぶんだけど」とお母さん世代だったり、「俺的には岡本信彦さん、めっちゃかわいいと思うねんけど」と関西圏の男色家だったりと、ファンの幅が広い岡本が演じるだけに「これは楽しみだー♪DLしよ」「やるっきゃない」と楽しみにするファンは多い。中には「岡本信彦をくださあああい!!!」と呼ぶ熱狂的なファンも。

　ただ、そんな同作だがAndroid向けということで、「『ミミ恋』がiPhone対応してないことに涙しながら寝る」といった声も多く見られる。そういうファンは、App Storeに向かって熱狂的ファン同様、「岡本信彦をくださあああい!!!」と叫んでみてもいいかもしれない。

■『意味不明文』

『意味不明文』リリースより。

　TEXAS ENTERTAINMENTが、『意味不明文』をiOS／Android向けに配信スタート。同作は、ランダムで意味不明な文章を生成していくシンプルなアプリとなる。

　あらかじめ用意された名詞や動詞、形容詞など、さまざまな品詞をランダムに組み合わせることで、適当でいい加減な文章が作り出される『意味不明文』。あくまで“ランダム”で生成されるため、できあがる文章は時に意味深であったり、哲学的であったり、シュールであったりと、パターンはなんと数千兆以上だという。

　ただ、文章自体は各語の意味や意図については一切考慮されず、組み合わせによっては意味や文法がおかしかったりする場合もある。例えば、「あなたの知らない世界で、子供っぽい廃車と、ミミズが、無双する」「常識に反するようだが、もちもちして明るいブレーカーなどは、プレイステーション3を宿す」「曽祖父も、13日金曜日にけたたましいほど終わりっぽい」「世界中のたやすいスポーツ新聞だからプラチナを経営する」など、どれも理解に苦しむものばかり。ただ、所詮は『意味不明』なので、深く考える必要はない。

　その証拠に同作に対し、「『意味不明文』ってアプリ、いい感じに意味不明」「たまに出て来る天才的な文章に腹筋鍛えられる」「怒ったときに見るとほっとする」といった声が上がるように、何も考えず素直に楽しむユーザーが多い。中には触発されて、「尾藤イサオの、海釣りに、チョモランマも、飛来する」と、意味不明文を作るユーザーも見られる。

　偶然が重なって誕生する名文に心奮わせよう。