実は戦車か!? AI対戦も楽しめる画期的な多機能“スマホラジコンカー”が注目を浴びる

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■レーシングカーというよりは“戦車”だった

　ケーニッグゼグ風の車体で見るからにレーシングカーのR.E.V.だが、実はレース車両というよりは“戦車”という形容が正しいかもしれない。もちろんコースを作ってレースを楽しんでもよいのだが、体当たりをしたり搭載している武器で攻撃（仮想上）したりして対戦するほうが盛り上がりそうである。もちろんAIとの対戦も可能だ。

　マシンガンやプラズマ砲など、スマホの設定画面で装備する武器を選ぶことができ、地雷の敷設や航空機爆撃のパプニングも設定できるという。攻撃が命中した際には、車体はダメージを受けた反応を示し、正面から撃たれれば後ろに後ずさりし、左から攻撃されてば右方向に揺さぶられるといったことも正確に再現される。

　なぜこんなに凝った設定ができるのかといえば、局地的なGPSともいえる機能(BeaconSense technology)が搭載されており、R.E.V.の車体は半径5mの地形や障害物、他車両を把握しているからにほかならない。この機能によってこれまでにないラジコンカーの遊び方を実現させることが可能になったのである。

　かなりのスグレモノであるR.E.V.だが、これだけではない。別売のアクセサリーでジャンプ台（Smart Ramp）が用意されており、これにも様々な設定が行なえる。例えば、戦闘中にジャンプ台を越えることで新たな武器を入手できたり、ライフを回復できたりするようにするなどの設定が可能だ。まさにビデオゲームの世界が現実になった画期的なラジコンカーであるこのR.E.V.、対象年齢は8歳～15歳ということだが、大人もじゅうぶん楽しめそうだ。価格は2台1組の本体が99.99ドル(約1万2000円)で、Smart Rampが39.99ドル(約4800円)。気になった方はチェックされたし。
（文／仲田しんじ）

【参考】
・Gizmag
http://www.gizmag.com/wowwee-rev-review/39275/

・WowWeeの「R.E.V.」特設サイト
http://wowwee.com/rev/

 
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