「優しさと奇跡でできたアニメ」『ARIA』作品・舞台挨拶大成功も「あれ、皆川純子のガタイが…」

1509_aria.jpg『大原さやか』公式Twitter(@readingradio)より。

 今月26日、天野こずえ氏原作の新作アニメ映画『ARIA The AVVENIRE』の舞台挨拶が行われた。同イベントには監督をはじめ、声優・皆川純子、大原さやか、西村ちなみ、広橋涼、斎藤千和、葉月絵理乃が揃って登壇。2007年に開催された、OVA『ARIA The OVA ~ARIETTA~』のイベント以来、約8年ぶりとなる豪華声優陣の集結、また風貌の変化も含めて、ファンは大興奮のようだ。

 現在、「コミックブレイド」にて『あまんちゅ!』を連載中の天野氏が描いた『ARIA』(すべててマッグガーデン)。水の惑星・アクアの観光都市であるネオ・ヴェネツィアを舞台とした、水先案内人“ウンディーネ”を描いた未来形ヒーリングコミック(精神的癒しをもたらすマンガ)である。単行本の累計は420万部、関連書籍も累計60万部を突破。05年には『ARIA The ANIMATION』としてアニメ化され、翌06年には2期『The NATURAL』、08年に3期『The ORIGINATION』が制作され、多くのファンを魅了してきた。

 TVアニメの1stシーズンから10年目を迎える今年、完全新作アニメ『ARIA The AVVENIRE』として復活。11年に惜しまれつつも他界した、声優・川上とも子の名前がクレジットされていることでも話題を集める同作が、今月26日に遂に公開された。それに伴い公開初日、監督・佐藤順一と共にお馴染みのキャストが再集結した舞台挨拶も実施。会場には大勢のファンが押し寄せた。

『ARIA』のアフレコは、雰囲気を作るため音楽を流して行なうそうなのだが、今回は音楽がなかったという。これは、「音楽を流したらみんな泣くだろうと思って」という監督の意図だそうだ。ただ、「最後の3話目で音楽を流すと、案の定、声優陣は泣き出した」と意地悪(?)な裏話も明かされ、会場は笑い声に包まれた。

「今日は泣かない」と誓った声優陣も感極まって涙をこらえたりと、涙あり笑いありの公開初日の舞台挨拶。これには足を運べなかったファンからは、「行きたかった」「話聞いているだけで泣けてくる」といった声や、「アニメ見返すかな」「優しさと奇跡でできたアニメだからな」「8年ぶりの集結ってマジ?」など、懐かしむ声が上がった。

 また、一部からは「みなじゅんガタイヤバすぎでしょ」「皆川さんのガタイが完全にプロレスラーのそれ」「皆川、大家族のお母さんみたい」と、デビュー当時はスマートだった皆川の体格をイジる声や、「広橋、めちゃくちゃ痩せてるじゃねーか!」「広橋って、こんなにかわいかったっけ?」「広橋が妙に綺麗」など、少しほっそりとした38歳の広橋を褒める声も……。何はともあれ、久しぶりの声優陣揃い踏みにファンも大満足だったようだ。

 すでに鑑賞したファンからは「泣けたわ~、やっぱりアリアの世界はすごい」「このクオリティで100話くらい観たい」「涙なしで観れるやつは人として何か欠落してると断言できる!」など、絶賛が相次いでいる。芸術の秋、演者すら泣いてしまう同作を観ない手はないだろう。

ARIA The ANIMATION Blu-ray BOX

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今後2期と3期もブルーレイ化します

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