「下半身のポケベル鳴りっぱなしだよ」

「バブルが通りま〜す」ベッド・イン、“痴情波”でダウンタウンを翻弄した地下セクシーアイドルユニットとは?

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 かつてのトレンディドラマの根城に、バブルのオイニーを撒き散らしボディコン二人組がやってきた……! 

 ダウンタウン司会の音楽番組として長らく放映された『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ)。2012年の放送終了後も特番として不定期に放送されており、9月25日にはスピンオフ企画『HEY!HEY!NEO』が放送された。この日出演したのは、MAN WITH A MISSION、KANA-BOON、[Alexandros]、キュウソネコカミ、水曜日のカンパネラと、今人気上昇中のアーティストがずらり。

 しかし、その場を圧倒的にかっさらったのは、エンディングに登場したベッド・インだった。

 ベッド・インとは、「おみ足担当」の益子寺かおりと「パイオツカイデー担当」の中尊寺まいが日本に再びバブルを起こすために結成したという”地下セクシーアイドルユニット”だ。パンチラどころかパンモロも辞さないパツパツのボディコンに身をまとい、口を開けば「下半身のポケベル鳴りっぱなしだよ」「性徒諸クン!」「サンクスモニカ〜!」とバブル用語と下ネタの嵐。

 そんな2人だが、バンド経験に裏打ちされたライブの迫力は申し分ない。今夏の初ワンマン「ボディコン反逆ナイト〜売切れなかったらバブル崩壊おギグ!〜」もソールドアウトし、もはやメジャーシーンへの殴りこみも待ったなし! と期待されていた。

 番組のトリとして登場したMAN WITH A MISSIONのライブとトークの後、エンディングアーティストとして紹介されたベッド・イン。ジュリ扇を振りつつ、「ソレソレ〜♪ バブルが通りま〜す!」と登場し、ダウンタウンの2人の真ん中にネジ込むように「よっこいしょういち!」とチン入。「マンモスうれP!」「もうケツカッチンですか?」と10〜20代には理解不可能であろうバブル&ギョーカイ用語を連発した。

 さらに、松本人志に年齢を聞かれると、「ガラスの20代です。締りは10代!」と11PMな時間帯ならではの下ネタで回答。それには松本も、「今のは殴っていいですよね?」と苦笑いで返す。

 ステージで演奏したのは最新シングル『♂×♀×ポーカーゲーム』。始まった途端に即サビに移るという、かなりのショートバージョンではあったが、観客にジュリ扇や光り物を振らせるなど、会場を盛り上げた。最後もまいがパンモロ具合を浜田に突っ込まれるなど、ダウンタウンの2人にも強い印象を残したのは間違いないだろう。ツイッターでも、「ベッドインにすべてかき消されたな」「初めて見たけど衝撃的(笑)」「とってもバブリーでほかのバンドより全然かっこ良かった」など、視聴者からも好評だった。

「やはりダウンタウンとの共演ということで、一度彼女らを見たことある人からは、『(今回のテレビ出演で)ベッド・インが日本中に見つかるのは間違いない!』と期待されてました。数日前にもテレ東の深夜番組に出演して、話題になっていましたしね。テレビの制作者って、意外と情報アンテナが低くて、ライブハウスで話題のグループなんかも他局のテレビ番組に出て初めて知り、企画が出しやすくなってから使う、ってことが多いんです。ベッド・インも、これを期にあちこちの局からオファーが来るようになるんじゃないでしょうか」(アイドルライター)

 ただひとつ惜しかったのは、かつてトレンディドラマを連発したフジテレビだけに、普段ライブでも連発している『東京ラブストーリー』『教師びんびん物語』(「カンチ、SEXしよう!」など下ネタに使用)といったフジドラマネタもかましてほしかったところ。しかし、これだけインパクトを残せば、ベッド・インの次の”痴情波”出演は決して遠くなさそうだ。

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