今月25日、“超高校級の高校生”に扮した俳優・いしだ壱成(40)の画像が公開され、ネット上では「40歳なのに高校生役とかすごい」などと話題になっている。
いしだが演じた高校生で印象深いのは、1995年のドラマ『未成年』(TBS系)。当時20歳のいしだは高校3年生の戸川博人を熱演し、その年の「第7回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞」主演男優賞を受賞した。……それから20年が経ち、いしだもいつの間にか40歳に。だが、12月に幕が上がる舞台『スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE~さよなら絶望学園~』で“超高校級のメカニック”こと左右田和一役で、高校生を演じることになったのだ。
本作の原作は、スパイク・チュンソフトからリリースされている人気推理アクションゲーム『ダンガンロンパ』シリーズ。昨年にも主演に俳優の本郷奏多を迎え、『ダンガンロンパTHE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~』を上演。本作はそれに続く舞台2作目となる。
前回公演では、ゲーム内で“超高校級の占い師”こと葉隠康比呂の声を担当する声優・松風雅也が舞台でも同役を演じ話題を集めた。当時松風も38歳と、ほぼ20代のキャストとの年齢差があったが、いしだは松風の年齢を上回る40歳で高校生役に挑むことに。
キャスト発表時には、40歳のいしだが高校生を演じることに驚きや戸惑いの声も散見されていたが、25日、公式サイトで左右田和一に扮したいしだのメインビジュアルが公開されると、ネットは「いしだ壱成思ったより良かった」「いしだ壱成の左右田くんめっちゃかっこいいな!?」「超高校級のいしだ壱成」といった歓喜の声であふれた。だが、その一方で「いしだ壱成感がぬけてなくて草」「どう見てもただのいしだ壱成」「左右田くんが左右田さんに……」という声も見受けられる。
当のいしだも左右田を演じることに少しばかり不安を感じているようで、7月に行われた制作発表後に公開したブログで「設定はまさかの高校生です‥(笑)」といった言葉を残している。左右田は、見た目はなかなかファンキーだが、実はビビリというキャラ。そんな左右田を40歳のいしだがどのように演じるのか、楽しみにしたい。
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