『マイクラ』で億万長者となったぺルソン氏、思いっきり孤独感を語る…

1509_minecraft.jpgPlayStation版『マインクラフト』ポータルサイトより。

 世界中の人を虜にし、“マイクラ”の名で親しまれる『Minecraft(以下、マイクラ)』(Microsoft)。PC、家庭用ゲーム機、スマートフォンなどで登場している同作だが、プレイステーションフォーマット向けの国内累計販売本数が、遂に100万本を突破した。さらに、同作のプレイユーザーの約半数が10代であることが判明(ファミ通調べ)、ネットは盛り上がりを見せている。

 ブロックやアイテムを組み合わせ、自由に思いのままの世界を作り上げることができる『マイクラ』。せっせと家やオブジェを作って楽しむもよし、勇者になってモンスターを倒すもよし、動物や村人とのんびり暮らすもよし。無限の広がりを見せる同作は、現在までに全世界で7,000万本以上が販売されており、いまだ人気も衰え知らずである。

 また、昨年には映画化の話も上がっている。映画化権を獲得したのはワーナー・ブラザースで、映画『LEGO(R)ムービー』のプロデューサーのひとりであるロイ・リー氏が中心にプロデュースを進めているという。いまだ真相は不明だが、『マイクラ』のメイン・クリエイター、“Notch”ことマルクス・ぺルソン氏もTwitter(@notch)で映画化を認めるような発言をしている。

 そんな同作は日本でも大人気! プレイステーションフォーマット向けだけで100万本を突破。また、ユーザーの約半数は10代だという。これを疑問に思う人は少ないようで、「小学生がみんなやってるわ」「小学生にクソ人気なんだよな!」「うちの娘も夢中になってる」といった声が上がった。また、「美容院でたまたま出くわしたJCと(マイクラの)話が盛り上がって、俺んちに遊びに来るまで仲良くなったぞ」といった声まで。

 なお、『マイクラ』が10代に人気な理由としては、「コロコロコミック」(小学館)でたびたび特集を組むことや、子ども向けバラエティ番組『おはスタ』(テレビ東京系)で取り上げていることなどが挙げられる。『ポケットモンスター』(株式会社ポケモン)、『妖怪ウォッチ』(レベルファイブ)など、子どもに火がつくと広がりも早く、そして根強い。100万本どころか、まだまだ売上本数を増やしそうだ。

 ただ気になるのは、『マイクラ』の成功で億万長者となったぺルソン氏。日常に満足していないようで、先月末にTwitterで「すべてを手に入れることの問題は、挑戦し続ける理由がなくなること、不均衡により人との交流が不可能になること」「スタッフのケアに最大限の努力をしたが、彼らは私を憎んでいる」「友人や有名人とパーティーをしたときも大きな孤独を感じていた」など、思いきり孤独感を語っている。羨ましい悩みだが、そこそこ売れるくらいのほうが、ぺルソン氏的には良かったのかもしれない。

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