「稼げなくなった芸能界の住人が…」芸能プロ社長の逮捕で露呈した“AKB利権”の断末魔

「稼げなくなった芸能界の住人が…」芸能プロ社長の逮捕で露呈したAKB利権の断末魔の画像1『篠田麻里子』インスタグラムより。

 警視庁駒込署は9日、AKB48の元メンバーでタレントの篠田麻里子とのCM契約をめぐり、元同僚の男性から現金を脅し取ったとして、芸能プロダクション「ぱれっと」(東京都港区)社長、吉本暁弘容疑者を恐喝容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年8~11月、篠田を起用したテレビCMを作ろうと持ちかけてきた元同僚の男性に対し、契約が成立しなかった責任を取るように迫り、現金約56万円を脅し取ったとしている。

 吉本容疑者は「私は関係ない」と容疑を否認しているというが、同署によると、都内の電話会社に篠田をCM起用するように依頼。関係者に交渉料名目で金銭を支払っていたとみられ、詳しい経緯を調べているという。

「吉本容疑者はジャニーズ事務所に所属した元タレント。70年代に『ジューク・ボックス』というグループに所属し活動していたが、ブレークできず。グループを脱退後は俳優業に転身したが鳴かず飛ばずで、裏方に回ると、安室奈美恵、DA PUMPらを世に送り出した『ライジングプロダクション』の創業者である平哲夫氏と知り合い、ライジングの系列の『ぱれっと』の社長を務めた。平氏の信頼が厚く“懐刀”的な存在だっただけに、01年に平氏が脱税で逮捕された際には、共謀したとして一緒に逮捕されている。一時期は国仲涼子、国分佐智子、満島ひかりらが所属してそれなりに稼いでいたが、国仲はライジングに引き抜かれ、国分は落語家の林家三平と結婚し引退状態。満島は移籍してしまったため、最近は事務所の経営が悪化していた」(芸能プロ関係者)

 ちなみに、「ぱれっと」にはAKBグループのメンバーは所属しておらず、なぜ吉本容疑者が、篠田のCM契約に関わって事件を起こしてしまったかは謎だが……。

「現在、AKBのCMブッキングの中心を任されているのが、大手芸能プロの幹部。自社にはAKBの所属タレントがいないにもかかわらず、いつの間にかガッチリ“AKB利権”を手中に収めていた。その幹部から“おこぼれ”をもらおうと、吉本容疑者のような、羽振りのいい時期に稼ぎまくって、今は稼げなくなった芸能界の住人が群がっていて、今回のような事件が露呈した。AKB人気も徐々に落ち始めているだけに、そろそろ利権に群がっていた人々も食えなくなりそうだが……」(広告代理店関係者)

 今回の事件、一番ショックを受けたのは、吉本容疑者が社長を務める事務所のタレントだったに違いない。

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