理由あって! 初ステージ!! 「THE IDOLM@STER SideM SPECIAL ST@GE ~はじめまして!オレたち315!!~」レポート

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 多くの出展企業が展示する多彩なフィギュアや新作アイテムと並び、「キャラホビ」には欠かせないのがメインステージで行われる豪華なイベント。8月22日、23日の両日にわたり、今年もラジオ公開録音ありライブショーありとファンにはたまらないステージが開催された。
22日14時30分からは、大ヒットゲーム「アイドルマスター」シリーズ初の男性アイドルをプロデュースできるドラマチックアイドル育成ゲーム「THE IDOLM@STER SideM(以下、SideM)」から柏木翼役・八代拓、ピエール役・堀江瞬、渡辺みのり役・高塚智人、伊瀬谷四季役・野上翔、秋山隼人役・千葉翔也、若里春名役・白井悠介のキャスト6名が出演するトーク&ライブイベント「THE IDOLM@STER SideM SPECIAL ST@GE ~はじめまして!オレたち315!!~」も開催に。その模様をレポートしよう。

■初ステージはイベントエリア外まで埋まる人気に!

 ステージの観客席はファンでぎっしりと埋まり、入場できなかったファンたちもイベントエリア外を取り巻くという大盛況。そんな大勢のファンの期待が注がれるステージに登場した6人は、さっそくSideMのテーマソングとも言える1曲「DRIVE A LIVE」を披露する。これに客席(&エリア外)のファンたちも、サイリウムや腕を振りレスポンス。サビに差し掛かれば、ステージとファンが一体となって「SideM!」のコールをあげる。また女性ファンが大半ではあるが、中には男性ファンによる力強いコールも入り混じり聞こえていた。

0908_sideM02.jpg軽快なMCを見せた八代拓

 1曲のみながらも熱いライブ披露を終えると、MCを務める八代に促される形で各キャストが演じるアイドルの個性を交えた自己紹介へ。そして「初めまして、の方もいますよね?」(八代)ということで、「SideM」とはどんなゲームなのかが紹介される。
「プレイヤーがプロデューサーとなり、アイドルの卵をスカウトし育てる」というコンセプトは従来のシリーズ通りだが、「SideM」の特徴は登場アイドルがすべて男性、そして元教師、元パイロット、元自衛官など個性豊かな職業から理由あって転職しアイドルを目指すという点だ。そしてこの「元〇〇」の部分で共通項を持つアイドルたちがユニットを組んで活動していく。またアイドルたちの信頼度が上がると、ゲーム内コミック型式でストーリーが展開するというのも特徴となっている。

八代「僕が所属するDRAMATIC STARSは、元医者、元弁護士、元パイロット。みんなエリートです!」

ということで、残る5人のキャラ&ユニット紹介へと移っていくが

八代「ではBeit(ユニット名)のみなさんは?」
堀江「フリーターです」
野上「そこはアルバイトって言おうよ」

 というふわっとしたやりとりに笑いも起こる。ちなみに堀江演じるピエールは元着ぐるみバイト、そして高塚演じる渡辺みのりは、バイトではなく生花屋の店長で、加えて元コンビニバイト鷹城恭二(声・梅原裕一郎)で結成されるBeitはキラキラとしたコスチュームが印象的な「王子様ユニット」となっている。
 そして野上、千葉、白井、そして冬美旬(声・永塚拓馬)、榊夏来(声・渡辺紘)の5人によるHigh×Jokerは、軽音部メンバー5人で結成された現役高校生ユニットだ。
 Beit、High×Jokerの面々がユニット同士でトークしていく様子を見ていた八代は、この日DRAMATIC STARSから唯一の参加ということもあり、たびたび「みんな仲いいなぁ」とこぼしつつ「宗悟~! 雄馬~!!」と天道輝役・仲村宗悟と桜庭薫役・内田雄馬の名前を叫んでおり、その度に客席からも悲鳴のような歓声が上がっていた。

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 ユニット紹介に続いては、そのユニットの魅力をさらに伝えるべく考えたという「キャッチフレーズ」の紹介へ。まずは高塚から発表されたBeitのキャッチフレーズは「フリーターからアイドルへ!? 輝く王子様ユニット」という、超王道のキラキラ系フレーズに。しかしこのフレーズが発表された際に、ステージ上スクリーンに映し出されていたのは、Beitメンバーがアイドルになる前のイラストだった。カエルの着ぐるみをかぶり、顔が写っていないピエールを見て「これはキラキラしてないですけどね」(野上)といった突っ込みも入れられる。
 一方、熱血系の現役高校生ユニット・High×Jokerのキャッチフレーズは「年中青春。メンバーの名に春夏秋冬+四季の文字が入っていることから考えたというが、スケッチボードに手書きされたこのフレーズを見ながら「のがみん(野上)は「年」の字をど忘れして、紙を3枚くらい無駄にしてましたけどね」(白井)という暴露もされていた。
 最後は満を持してのDRAMATIC STARS・八代の発表へ。いきますよ、ドン! と勢いよくスケッチボードをめくると「笑顔のフライト、約束します!」、八代演じる元パイロットアイドル・柏木の特性をからめたフレーズに客席からは大歓声が上がる……のだが、これは八代的には「前フリ」だった。続いて発表された本命フレーズは「ど真ん中ストレート160キロ!!」というものだが、なんと前フリネタフレーズの方が観客には好評だったようで、「この空気は160キロないね」(白井)、「めくらないほうが良かったかな……」(八代)と突っ込み&反省する展開に。しかしこのやりとり自体が笑いを呼び、最終的にはもっとも場を沸かせる結果となっていた。

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■「SideM」サインをかざして一体感あるステージが完成

 続いては現在第4弾までリリースされている「SideM」シングルCDシリーズの紹介を挟み、最後にもう一度シリーズ代表曲「DRIVE A LIVE」のライブ披露へ。イベント冒頭でも披露されたこの楽曲だが、ある特徴的なフリがあるということで、キャストを代表して高塚から「SideM」を表すハンドサインの作り方がファンへ向けて指南される。親指だけを握り、中指を薬指に絡ませて「M」を形作るサインを紹介し、「みなさんも一緒にやってください!」ということで、客席と一体感を作り出す冒頭とは一味違ったステージとなっていた。

 リリースからは約1年が経過している。作中でアイドルたちは315プロに所属しているということで「315プロ・ナイト(ライブ)もやりたいですよね!」といったトークも交わされていたが、ゲームのみならずリアルでも大舞台を何度も実現させてきたのが「THE IDOLM@STER」シリーズだ。今後所属アイドルも、そしてキャラだけではなく声がつき、新曲をリリースしていくアイドルたちも増えていくはずだが、となればリアルなライブにも期待したくなるところ。プロデューサーたちの支えがあれば、「315プロ・ナイト」開催も夢ではないだろう。

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