近年は、こうした発言を行っていない野田議員だが、宗旨が変わっているとは思えない。彼女が権力を得れば、またマンガ・アニメファンにとっての悪夢の時が始まるだろう。
そんなまったく支持できないはずの野田議員を、にわかに担ぎ始めているのが、反安保法制を主張してきた人々だ。安倍首相を批判してきた文化人らのTwitterでは、野田議員の出馬について「これって救いの神かも」「立たれれば応援せざるをえない」といったツイートがなされ「#野田聖子頑張れ」というハッシュタグまで誕生している。こうした声を上げる人々には「野田は安倍よりマシ」という想いがあるようだが。
いや、これは一周回った強烈な風刺なんだよね? わかってはいるけど、この高度な心理戦を理解するのはなかなか困難っぽいので、念のため。
(文=昼間たかし)
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