新『ルパン三世』“第6のキャラ!?”レベッカに藤井ゆきよ!ゲストヒロインの系譜と「大塚ルパン」継承の行方は……

0903_lupin.jpgTVアニメ『ルパン三世』公式サイトより

 昨年10月に30年ぶりの新TVシリーズ製作が発表された『ルパン三世』。その『ルパン三世』新シリーズに登場する新キャラクター、レベッカ・ロッセリーニのキャストが藤井ゆきよと決定! 藤井は2009年声優デビュー、声優ファン以外にはまだなじみが薄いかもしれないが、TVアニメ『甘城ブリリアントパーク』のラティファ役、劇場版『サカサマのパテマ』のパテマ役などを好演。『ルパン』放送開始を待つファンたちからも、好意的に迎え入れられているようだ。

 レベッカはすでに公開されているPVでも、ルパンと結婚式を挙げていたり、共に逃げ出しているようなシーンもあったりと、新シリーズのカギを握るキャラクターになりそう。藤井も「子供のころから見ていた『ルパン三世』にまさか自分が出演することができるなんて想像もしていませんでした。(略)先輩やスタッフの方、沢山の方々の力をお借りして精一杯頑張りました! 『ルパン三世』の新しいシリーズ、楽しみにしてて下さい!」(『ルパン三世』公式サイトより)とコメントするなど、気合が入っているようだ。

『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリスを筆頭に、劇場版や長編スペシャルでは数々の印象的なゲストヒロインが登場してきたが、レベッカは彼女たちに匹敵するようなインパクトを残せるのか? レベッカがどれぐらい活躍するかはまだ謎だが、もしシリーズ全24話を通して出番があるようなら、おなじみの5人のコンビネーションにどんな影響を与えてくれるのかも楽しみだ。

 また、今作は30年ぶりのTVシリーズとなるが、峰不二子を主人公に据え、12年に放送されたスピンオフTVアニメシリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』も、印象に強いところ。不二子目線で若き日のルパンや次元大介を描いたこの作品は、モンキー・パンチの原作コミックをリスペクトした特徴的な筆致やビジュアル、エロティシズムを表現。近年の“コミカルで明るいルパン”ではなく、原作寄りの“シリアスでハードボイルドな怪盗ルパン”は12年の文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞するなど高く評価され、14年にはスピンオフシリーズ第2弾『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』も劇場上映されている。

 一方、今回の新シリーズを、プロデューサーの浄園祐は「大塚康生ルパンの継承」と語っている。大塚は、TV放送前のパイロット版、初代『ルパン三世』、『ルパン三世 カリオストロの城』で作画監督を務め、『カリオストロ』ではあの有名なカーチェイスを手がけたことでも知られるスーパークリエーター。その“大塚ルパン”を目指すというのだから、これはすごいアクションシーンや演出が期待できそう。

 今さら説明するまでもないが、モンキー・パンチのコミックを原作とする『ルパン三世』は1971年にTVアニメ化されて以来、4度のTVシリーズ化、劇場用アニメ8作、そして日本テレビによる長編TVスペシャル24作が放送・上映されてきた国民的アニメ。国内外からの期待も高いが、それに応える『ルパン三世』を期待したい。

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 [Blu-ray]

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 [Blu-ray]

とにかく渋くてかっこいい次元。原作好きな人ならぜひ

新『ルパン三世』“第6のキャラ!?”レベッカに藤井ゆきよ!ゲストヒロインの系譜と「大塚ルパン」継承の行方は……のページです。おたぽるは、声優アニメ話題・騒動アイドル&声優の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!