“リアル”如月兄弟の関係にも迫った! 『音楽劇 金色のコルダBlue♪Sky First Stage』稽古場“独占潜入”レポート

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――まずは作品についてお伺いします。お二人ともゲームをプレイされたとお聞きしましたが、実際に触れてみていかがでしたか?

黒羽麻璃央(以下、黒羽) 僕は初めてネオロマンスゲームをプレイしました。主人公の名前を僕の名前にしたら、律くんに “黒羽”って呼ばれちゃって! 「このままいくと、律くんと結ばれちゃう」って(笑)。今までいろんなゲームをやってきましたが、新ジャンルというか、「女性ってこういう萌えポイントがあるんだな」って勉強になりました。

前山剛久(以下、前山) 僕は普通に名前は“かなで”にしました。ゲームは忠実に主人公の名前を守りたいタイプで変な名前はつけたくなくて(笑)。

黒羽 やめろやめろ(笑)。

前山 プレイしてみると、みなさん絶対一人は好きなタイプがいると思うんです。僕は、響也はちょっとうるさいから嫌だなって思っちゃうんですけど(笑)。でも、そう思って始めてみたらだんだんキャラクターの深いところが見えてきたりして、単純に最初は、響也ってツンツンしてるだけかと思ったら、意外とデレの部分が見えてきたり、キャラクターだけどそれぞれの役に人間味があって、見ていてキュンとしました。

――個人的な印象ですが、舞台だと恋愛的要素というよりは、音楽的な要素や青春的な要素が強く出ているので、乙女ゲームに少し抵抗があるような方でも楽しめるような作品になっているなと感じました。

黒羽 恋愛要素というより、今回は高校生が部活に励む、青春的な要素が強いので、演じている僕たちも「青春してるなー」ってすごく感じます。

前山 部活に近いですよね。スポコンな感じがあるなーって。楽器といえど、一曲演奏するのに体力も、精神力も使うし。今まで大変なのはスポーツだけだと思っていたけど、みなさんにもこれを通して「音楽も、体力が必要なんだな、すごいな」って観てもらえる、感じてもらえる作品になるよう、僕たちも頑張ってきました。

――本番では実際に楽器を演奏するシーンもあるということで、仕上がり具合はいかがですか?

黒羽 今日は初めてオーケストラさんと合わせましたが、やっぱり迫力が違うので、それだけでも観る価値があると思います。

前山 生のオーケストラって、CDとはまったく違うので、そこに僕らの芝居をのせたいです。音楽って、“音を楽しむ”って書くじゃないですか。本当にその通りだなってこの作品を通して思うので、僕らも音を楽しんで……。

黒羽 いいこと言ってるよー!

前山 (笑)。演奏技術を上げて、もっともっと本当のオーケストラ部になれたらいいですね。

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