『3月のライオン』×11人の棋士記念ポスターが完成度高し！　で、広瀬八段はなぜビニ傘を…？

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白泉社『3月のライオン』公式サイトより。

「ヤングアニマル」にて連載中の人気マンガ『3月のライオン』（どちらも白泉社）。同作の最新巻発売を記念し、総勢11人の有名棋士とコラボレーションしたポスターが作成された。来月、都内の駅を中心に掲出予定の同ポスターの出来栄えに、「ほしいなこれ！」「完成度高し」など、ファンも大満足のようだ。

　2007年に連載が開始された羽海野チカ氏の『3月のライオン』。東京の下町に住む17歳にして“プロ棋士”という類稀な才能を持つ少年、桐山雫を主人公に据えた同作は、「マンガ大賞2009」第3位、「マンガ大賞2011」大賞、「第35回講談社漫画賞」一般部門、「第18回手塚治虫文化賞」マンガ大賞を受賞するなど輝かしい功績を残し、羽海野氏の代表作『ハチミツとクローバー』（集英社）同様高い人気を誇る。

　また、「J：COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」も開催。同大会はすでに第4回を数え、将棋ファンや将棋を楽しむ子どもたちからも支持されている。

　そんな『3月のライオン』が、来月単行本最新刊11巻を発売するにあたり、有名棋士11人を起用した記念ポスターを作製。登場する棋士は、言わずと知れた羽生善治名人をはじめ、幼い頃から羽生名人としのぎを削ってきた森内俊之九段、“ひふみん”の愛称で親しまれ、最近はバラエティ番組でも人気の加藤一二三九段、糸谷哲郎竜王、渡辺明棋王、郷田真隆王将、谷川浩司九段、先崎学九段、行方尚史八段、広瀬章人八段、豊島将之八段と錚々たる面々。日本を代表する棋士たちの真剣な眼差しを切り取った、見事な出来栄えとなっている。

　同ポスターには、「羽生かっこいいわ！」「羽生はいつまで最強なんだよ」「羽生さんは規格外の強さ」など、羽生ファンも称賛。また、「ひふみんかわいい～」「郷田王将が1番かな」「学先生！」といった、他の棋士に対する称賛の声も上がっている。

　ただ、「なんで広瀬は傘差してるんだ？」「広瀬のビニ傘…」「広瀬、哀愁漂ってんな」といった広瀬八段の傘への指摘や、「藤井（猛九段）がいないとか、どういうこと？」「ファッションリーダーの天彦（佐藤天彦八段）入れろや」「実はポスターの裏に木村（一基八段）いるとか？」など、自分が好きな棋士がいないことを嘆くファンも。

　ポスターは、同作の公式サイトや公式Twitter（@3_lion）で順次発表されるほか、JR東日本の新宿・池袋・渋谷駅、東京メトロ月島駅、JR西日本の大阪駅、名古屋地下鉄・名古屋駅に来月末から一週間ほど掲出予定とのこと。おそらくポスターの裏に木村八段はいないと思うので、確認するような行為は避けていただきたい。