“マンガ界の松本人志”うすた京介、5年ぶりの新連載に本家・松本も動く!?

1508_usuta.jpgうすた京介公式お祭りサイト『うすた.com』より。

「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)が生んだギャグマンガの鬼才・うすた京介氏。今月17日、少年ジャンプ編集部公式Twitter(@jump_henshubu)で、9月より同氏の新連載が「少年ジャンプ+」にて開始されると発表した。実に5年ぶりの連載に、ネットではファンが熱い“うすたトーク”を繰り広げている。

 およそ20年前、「ジャンプ」に突如掲載された『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』(以下、『すごいよ!!マサルさん』)。わかめ高校に転校してきた藤山起目粒が、両肩にリングのようなものをはめている主人公・花中島マサルに出会うところから物語が始まり、セクシーコマンドー部(略してヒゲ部)を中心に展開する同作は、多くの若者に衝撃を与えた。近藤真茶彦(マチャ彦)、「オクレ兄さん」でお馴染みの磯辺強(キャシャリン)、赤い覆面を被った謎の生徒・田中スーザンふ美子(校長)など、登場キャラクターも濃い面々揃い。

 しかし、連載の終盤には、ファンの間で「つまらなくなった」という声もささやかれていた。『すごいよ!!マサルさん』連載終了後、ヘルメットを被った武士沢光沢が主人公の『武士沢レシーブ』を連載するも早期終了。しかし、そうした空気を吹き飛ばしたのが、うすた氏の連載3作目にあたる『ピューと吹く!ジャガー』。スター養成校・ガリクソンプロダクション(通称ガリプロ)を舞台に、主人公・ジャガージュン市、酒留清彦(ピヨ彦)、名前のすべてが“さんずい”の浜渡浩満(ハマー)、アイドルを目指す白川高菜(チムリーなどのハンドルネームあり)、ピヨ彦の父であり、凄腕笛職人の父字郎(ハメ字郎)、保木渡流(ポギー)など、ダメな人々が多数登場し、うすた氏の復活に多くのファンが喜んだ。

 そんなうすた氏の新連載が、来月5日より開始される。この発表に、「マンモスうれしーーー」「新連載心から楽しみです」「まじか!」と、ファンは大喜び。また、「ジャガーでサブカル臭い人感がばりばり出ててなんかもう」「マサルさん好きだったけど、ジャガーは微妙だったわ」「ジャガーは面白いだろ。ただ、技巧的な工夫に走ろうとした回はナシ」など、“うすたトーク”も盛り上がりを見せている。

 そして、トークの中で多くのファンが、「マンガ界の松本人志!」「うすたって漫画界の松本人志だよね」「わたしの笑いはジャガーさんと松本人志で構成されてる」と、“ダウンタウン・松本人志”の名を口にしている。

「確かに、似ているところはありますね。浮き沈みが激しいというか、狙いすぎた回が評判悪いところなんかそっくりだと思います。そもそも、うすた氏が松本人志のことを尊敬しているのではないでしょうか。『ピューと吹く!ジャガー』で、笛から蟹の肉が出てくるシーンがあるのですが、これは『一人ごっつ』で松本が出した大喜利の答えと一緒でしたし。他にも作中に多数似ている部分が見られます」(専門ライター)

 うすた氏の新連載はどうなるのか。

「いままでの傾向ですと、奇抜な主人公に振り回される普通の子という設定が多いですが、読み切りはまた違ったりするので、なんとも言えません。ただ、本誌ではなくウェブ連載なので、弾けたものを期待しています。とは言え、張り切りすぎるとファンがついてこれないものになってしまうので、ほどよい加減でお願いしたいです」(同)

 単なる偶然か、16日に松本人志が自身のTwitter(@matsu_bouzu)で、「バナナマンライブ観に行った。 オレも久しぶりにやるか? いやいや考えさせてくれ~。」とつぶやいている。うすた氏の新連載と合わせて、松本の動向にも注目したい。
(※雑誌やマンガ作品に関して、言及のない限り、版元は集英社)

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