「また“英語+日本語”かよ…」白組の最新作『GAMBA ガンバと仲間たち』が微妙すぎる件

1508_gamba.jpg『GAMBA ガンバと仲間たち』公式サイトより。

『STAND BY ME ドラえもん』を手掛けた白組の最新3DCGアニメーション『GAMBA ガンバと仲間たち』(以下、『GAMBA』)。10月公開に向け、徐々に情報が解禁され始めているが、それと同時に、1975年に放送されたアニメ『ガンバの冒険』(以下、『ガンバ』)を知るファンからはいろいろと不満も漏れ始めている。

『ガンバ』は、港で開かれているネズミたちのパーティーに、傷だらけの小ネズミ・忠太が転がり込んできたことから始まる物語。忠太は、「暴力と恐怖で故郷の島を支配している巨大な白イタチ・ノロイを倒すために力を貸してほしい」と助けを求めるも、ネズミたちは冷たい。しかし、ガンバを始めとする勇敢な7匹の仲間が集まり……。

 小さな動物たちの奮闘を描いた『ガンバ』は大ヒット。TVアニメの総集編となる劇場版や、オリジナル劇場版『ガンバとカワウソの冒険』も公開され、いまだ根強いファンを持つアニメ作品だ。

 ただ、公開を控える『GAMBA』は、決して『ガンバの冒険』のリメークというわけではない。こちらは、1972年に刊行された児童文学『冒険者たち ガンバと15ひきの仲間』(岩波書店)をもとに、白組が10年の製作期間を経て、3DCGアニメーションとして誕生させた新たな作品である。

 しかし、知ってか知らずか『ガンバ』ファンからは、「キャラデザが劣化ピクサーすぎて泣ける」「ディズニーみたい。これはガンバと言えない」「こんな綺麗な映像のガンバはヤダ!」など、3DCGという点はまるで受け入れてもらえないようだ。また、「そもそも絵がイケてない」「ネズミなのに清潔感あり過ぎ」といった、キャラクターに対する不満も溢れている。

 他にも、公開されたばかりの敵役・ノロイに対し、「ヒョロ!」「ガンバのノロイはトラウマレベルに怖いのに、これは全然だな」といった、恐怖感が足りないという意見や、「ガンバ、野沢雅子じゃないのか」「なんで野沢さん出演するのにガンバ役じゃないの?」など、野沢雅子がメインキャラクターでないことに納得いかないという意見も多い。そして、「白組だし、みんな諦めようぜ」という声も……。

 白組は大ヒット作品を数多く制作する会社だが、コアなファン層からは「ダサい」とされている節がある。特に、タイトルを“英語+日本語”にするところが一部で大不評だ。『BALLAD 名もなき恋のうた』や、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』、『friends もののけ島のナキ』、『STAND BY ME ドラえもん』、そして今回の『GAMBA ガンバと仲間たち』。

 海外を視野に入れてのことなのか。それとも、ルー大柴に憧れでもあるのだろうか。タイトルはアレだが、興行面だけでなくコアなファン層も満足する仕上がりを期待したい。

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