『パシフィック・リム』や『ホビット』、『ヘルボーイ』シリーズなどで知られる、ギレルモ・デル・トロ監督が海外サイト「Shacknews」のインタビューで、今後ビデオゲームに関与しないとの見解を明らかにした。
ギレルモ監督は、人気ゲーム『メタルギア』シリーズの小島秀夫監督とともに、これまた人気シリーズのゲーム『サイレントヒル』最新作の開発に取り組んでいたが、「自身がビデオゲームにとって不運がつきまとう障害でしかないことがわかった」「参加したTHQが倒産し、小島監督がコナミを去る結果となった。もう誰かの人生を壊さないよう、ビデオゲームには関与しない」などと、冗談まじりに説明したようだ。
ハリウッドの人気監督がどんなゲームを作るのか、またゲームがヒットすればギレルモ監督の手でさらなる映画化も! と、期待は膨らむだけ膨らんでいただけに、世界中の映画・ゲームファンが肩を落としている。
日本のゲームやコミック、アニメが海外で実写映画に――というと、どうしてもあの『DRAGONBALL EVOLUTION』の悪夢が脳裏をよぎるが、合計5作を積み重ねた『バイオハザード』シリーズや『トランスフォーマー』シリーズ、そして近頃続編の制作がうわさされている『All You Need Is Kill』(米国では『Edge Of Tomorrow』と改題)など、ヒット作となった企画も多い。
だが一方で、今回のように何らかの事情で、“企画進行中”だの“制作開始か!?”だの、第一報があがりつつも、その後音沙汰がないという作品も多い。真偽は明らかではないが、噂になった作品を少し挙げてみる。
ギレルモ監督の『サイレントヒル』撤退で思い出した、あの“ハリウッド映画化”企画たちの今のページです。おたぽるは、その他、メタルギアソリッド、小島秀夫、ギレルモ・デル・トロ、サイレントヒルの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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