八景島シーパラダイス「フリーザCM」は著作権侵害!? 弁護士に聞いてみると……
編集部
2015.08.12
現在放送中の、あるCMに“宇宙の帝王がご出演なさっている”と話題を集めている。
「(イルカの水しぶきで)濡れますよ」
「(垂直落下のアトラクションが)落ちますよ」
「(ジンベエザメが)でかいですよ」
「(魚が)つかめますよ」
……と、高らかに水族館の紹介をする“あの声”。CMで声についてはまったく触れられていないが、どう聞いても『ドラゴンボール』のフリーザにしか聞こえない! このCMを見てフリーザを連想する人は多いらしく、ネット上でも「すごくフリーザ様すぎて笑えるww」「完全に『ホーホホホ!ご覧なさいドドリアさん、深海魚ですよ!』ってはしゃぐフリーザ様にしか聞こえない」といった声が多数見受けられる。
このCMを世に送り込んでいるのは、横浜・八景島シーパラダイス。担当者を取材してみると、やはりこの声の主はフリーザの声を担当している声優・中尾隆聖だという。当然、視聴者がフリーザをイメージすることを「狙ってはいる」というが、特定のキャラを連想させるCMを放送することについて、法律的には問題がないのだろうか。AVANCE LEGAL GROUP LPC弁護士の山岸純氏と渡部貴之氏に聞いたところ、次のように解説してくれた。
「CMがフリーザを彷彿させるものである場合、著作権を侵害している可能性があります。