AKB48『台湾オーディション』の“ハードルの低さ”にみる、アイドルブーム終焉の現実味

 6日、台北でAKB48台湾オーディション最終審査が行われ、当初1人だった定員予定が17人に大幅増。オーディションに立ち会った総合プロデューサーの秋元康いわく「みんな屈託のない笑顔が素晴らしかった」ということだが、合格者17人が勢ぞろいした写真が公開されると、ネット上がにわかにざわつき始めた。

「アイドルと呼んでもいいレベルなのは、2~3人じゃないか!?」
「最初から大量に仕入れるつもりだったんだろ!」
「秋元がまたアイドルのハードルを下げたな」

 と、AKB48ファンでさえも首を傾げる結果に。

「ただでさえ飽和状態の日本アイドル界に、台湾からも大量流入してくるとなると、アイドルブームの終焉が本格的に現実味を帯びてきますね。合格させるだけさせて、売れなかったら切り捨てる。そんなアコギな商売、いつまでも続くわけありませんよ」(アイドル評論家)

 専門家も鼻息を荒くしているようだが、さらにファンの間で話題になったのは、今回合格した17人に対して実施された、AKB48推しメンアンケート。結果としては、1位渡辺麻友、2位小嶋陽菜、3位高橋みなみ、となったのだが、今年6月に行われた『AKB48 41stシングル選抜総選挙』で1位になった指原莉乃が選ばれていないことから、

「誰か気をつかって、1票ぐらい入れてやれよ」
「日本には、“先輩の顔をたてる”って言葉があるんだよ」
「言語の通じない国だと、キャラとか関係なくなるから、リアルなランキングになるな」

 などと、指原に同情(?)の声が寄せられた。

 しかし、指原がトップに君臨しているのは、顔面のクオリティではなく秋元も絶大な信頼を寄せるリーダーシップを持っているからでもある。彼女たちがAKB48に合流するのは年末頃となる予定だが、その時になって改めて推しメン調査をすれば、指原が1位をもぎ取る可能性が高いといえるだろう。

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