「まるでアイドルのライブみたい」異様な熱気に包まれた“大きなお友達”が500人! 視線の先には……つるの剛士!?
2015.08.10
『ウルトラマンダイナ』『ウルトラマンガイア』でそれぞれ主演を務めたつるの剛士、吉岡毅志、高野八誠が5日、トークショーに登場。会場には子どもではなく“大きなお友達”が集結し、まるでアイドルのライブ会場かのような異様な熱気が立ち込めていたという。
このイベントは、1997年から98年にかけて放送された『ウルトラマンダイナ』と、その次番組『ウルトラマンガイア』の「Complete Blu-ray Box」が発売されることを記念したもの。午後7時スタートとなったため、場内は家族連れではなく、ほぼ大人ばかりの約500人が集まったという。この日、普段はアイドルなどを追っかけ、たまたま友人に誘われて観覧に訪れたという男性客が語る。
「キャスト3人が登場しただけで、拍手と歓声がすごかったです。アイドルのライブイベントでも冒頭からあんなにガチな声で盛り上がるのはあまり見たことがありません。それくらいウルトラマンってヒーローなんだなっていうのをヒシヒシと感じました」
イベントには大人が集まったこともあり、つるのも「(「Complete Blu-ray BOX」は4万5000円と)お高いお買い物です。『ウルトラマンティガ』と『ダイナ』と『ガイア』を集めたら15万円ですから」と、商売っ気を前面に押し出したコメントも飛び出していたのだとか。ほかにも、子ども向けのショーでは見られないアダルトトークも展開されたという。
「ダイナの設定でフラッシュ、ミラクル、ストロングと3タイプの変身ができるということで、つるのさんにどのタイプが一番よかったかとの質問があがり、『妻が一番タイプなんですけどね』と言うと、吉岡さんは『夜のウルトラマン』とジョークを飛ばしていました」(前出の男性)
その後も大人なトークは、とどまることを知らなかったようで、高野は17年前の役柄・藤宮博也のビジュアルがスクリーンに投影されると「歌舞伎町のナンバーワンだったときです」との紹介も。
それだけではなく、トークショーらしい裏話も展開。部活は吹奏楽部だったというつるのは、実は運動が苦手で、走るシーンで何度もNGを出したため、後のウルトラマンのオーディションには「運動」の項目が入ったというエピソードまで披露されたという。
イベント終盤には、3人同時にそれぞれが演じたウルトラマンへの変身シーンがあり、場内のテンションも最高潮になったとか。その中で、『ウルトラマンダイナ』の前作『ウルトラマンティガ』に主演したV6・長野博の変身について、つるのが「体のキレが全然違って、“ジャニーズ変身”があった。僕は太田プロだから、そんなに格好良く変身できないよ」と、事務所トークまで展開されたそうだ。
前出の男性は「どんな小さな話題にもファンの食い付きがすごくて、その都度拍手が起こってました。“ウルトラマン教”が存在するのではないかと思えるくらい反応が良かったですね」と評するほどの熱気だったというイベント。参加者にはまさにプレミアムな一夜となったようだ。