「こマ!?」「バカなの!?」PSソフト全タイトル300万円出品! ネットで“朝まで生討論”中に劇的な幕引き!!

1508_pssoft.jpgネットオークションサイトヤフオク!より。

 今月2日、日本最大級のネットオークションサイト「ヤフオク!」に、国内で発売された初代プレイステーション用ソフト全3,290タイトルがセットで出品された。1994年~2004年までに登場した全作が手に入るのであれば、喉から手が出るほど欲しい人も多いはず。しかし、即決価格が驚きの300万円……。これに対し、世のゲーマーたちが熱い討論を繰り広げていたのだが、6日に劇的な幕切れを迎えた。

 出品者の商品説明には、「CDソフト、説明書、ケース、表・裏・背表紙ジャケット以外のものは保障外。その他、付属物などは基本的にない」と、ゲーム好きとしてはガッカリな情報が記載。さらに、「商品状態は汚れ、シミ、色やけ、傷、破れ、シール跡、ラベルの剥がれ、ケース割れなど、さまざま。」としており、また「全ソフトの動作確認をしたわけではないので、ジャンク品しての出品」とのことだった。つまり、プレイできない可能性も残されていたわけである。

 出品を知ったゲーマー達の意見は、「何これ、バカなの?」「1000円で充分」「ゴミ」「100円×3000本=30万円がいいとこ」といった否定的なものと、「本当に揃ってるなら、300万でも安いんじゃね?」「レアソフトも入ってるはずだから、適正価格かもしれん」「価格はこんなもん。買ってもいい気はするが、残念ながら置き場がない」といった肯定的なものとで分かれていた。果たして、300万円という価格設定は正しいのだろうか。

「すべて新品であれば、確実に安いでしょうね。1998年にカプコンから販売された『キャプテンコマンドー』なんかは、中古ですら3万円を超える額で取り引きされていますし。他にも『夕闇通り探検隊』や『MOON』あたりも欲しがる人は多いです。ただ、中古で動作の確認もできない。ディスクは傷だらけ、ケースはバキバキ、説明書もなしだった場合、価値はほぼありません。全作というのは魅力的ですが、状態を確認できないのであれば、50万円でも高いのではないでしょうか」(ゲーム専門誌編集者)

 やはり、商品の確認ができず、さらにジャンク扱いでの出品ということを考えると、異常な価格設定のようだ。しかし、6日の20時14分、突如落札者が現れた。当然、価格論議を交わしていたゲーマーたちも「うぉぉぉっ!落札された!」「マジか!?」「入札乙」など、物語の劇的な終焉に大盛り上がり。しかし、「新規だしイタズラじゃね?」「確実に悪ふざけで入札しただろ」といった、落札者が「ヤフオク!」新規であることに対する疑いの声も多く上がった。

 果たしてイタズラなのか、正規の落札なのかは不明だが、“PSソフト全タイトル、ヤフオク300万円出品”の朝まで生討論は、これにて閉幕である。

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