「福嗣の後輩だな！」「青二に移籍するメリットはある？」声優・沢城みゆき、青二プロへの移籍でファンの胸中はさまざま

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『青二プロダクション』公式サイトより。

　今月1日、声優・沢城みゆきが、マウスプロモーション（以下、マウス）から青二プロダクション（以下、青二）に移籍したことがわかった。『ルパン三世』の峰不二子、『HUNTER×HUNTER』のクラピカ、『ワカコ酒』の村崎ワカコなど、数多くの作品で活躍する沢城の移籍とあり、多くの反響が上がっている。

　1999年、アニメ『デ・ジ・キャラット』のプチ・キャラット役でデビューを果たした沢城。テレビアニメ以外にも、劇場版『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 ～はばたけ 天使たち～』のリルルや、映画『キック・アス』のヒット・ガール、PlayStation 3用RPGソフト『テイルズ オブ エクシリア』のミラ＝マクスウェル役なども務める、“超”が付く売れっ子声優だ。また、日本でも大ヒットした韓国映画『私の頭の中の消しゴム』の朗読劇にも挑戦するなど、その活動は多岐にわたる。

　幅広い演技には定評があり、2008年声優アワード助演女優賞、翌2009年には声優アワード主演女優賞、さらに翌2010年には声優アワード海外ファン賞を受賞と、実力も実績も兼ね備えている。2014年6月2日（沢城の誕生日）には一般男性と結婚するなど、仕事に加え、私生活も充実しているようだ。

　そんな順風満帆な沢城が、マウスから青二へ移籍。ファンからは「青二は安定して仕事できそうだから、将来的にもいいのかも」「これはステップアップ。沢城の実績と人気なら行った先でも厚遇だろう」という賛成意見と、「独立なら分かるが、青二に移籍するメリットはある？」「マウス路線が良かったんだけどな」という、「反対」とまではいわないまでも疑問を感じる意見が上がった。また「福嗣の後輩だな！」「福嗣くんにたっぷり教えてもらえ」と、今年4月に青二のジュニアに所属となった、中日ドラゴンズGM・落合博満氏の息子、落合福嗣の後輩になることへの反応もなぜか多い。

　ほかにも、「マウス完全終了」「マウス終わったな」「沢城も消え、石田（彰）も消え、マウスの稼ぎ頭が小野（大輔）しかいないな」と、マウスの弱小化を懸念する声優ファンや、「青二って、『それが声優！』のモデル事務所か」「『それが声優！』に、本人役で出てほしい」と、青二がモデルだと噂される、今夏放送中の話題のテレビアニメ『それが声優！』（TOKYO MXほか）を口にするファンも見られる。

　古谷徹、野沢雅子、田中真弓ら、人気声優を多く抱える声優事務所・青二に移籍した沢城。より安定した仕事をこなし、さらに私生活も充実させたいのかもしれない。