豪華俳優陣で話題の実写映画『テラフォーマーズ』 しかし、“山P”不要論も…

2015.07.31

映画テラフォーマーズ公式サイトより。

「週刊ヤングジャンプ」で連載中の作・貴家悠氏、画・橘賢一氏のマンガ『テラフォーマーズ』(共に集英社)。来年、監督・三池崇史&主演・伊藤英明での実写映画化は今年5月に報じられていたが、今月27日に追加キャストが明らかになった! 山田孝之、小栗旬、滝藤賢一といった俳優陣にネットでは「面子やべー!」「豪華すぎる」と大反響なのだが、一方で「一人浮いてる」「ん?ってなる人いるけど」といった声も……。

 火星を舞台に、驚異的な進化を遂げた人型ゴキブリと、昆虫の能力を持った人間との戦いが繰り広げられる『テラフォーマーズ』。コミックス累計発行1200万部にテレビアニメ化と、大ヒット作だけに実写映画のキャストには注目が集まっていた。今回の発表で明らかになったキャストは山田孝之、小栗旬、山下智久、武井咲、篠田麻里子、菊地凛子、ケイン・コスギ、加藤雅也、小池栄子、太田莉菜、福島リラ。そして、主演の伊藤から「火星にゴキブリ退治に行くから一緒にやろう」と直接オファーされたという滝藤賢一だ。

 誰から見ても申し分ない超豪華キャストが集結したように思えたが、ネットからは「山P不要」「山下智久が浮いてる」「面子いいのに山Pだけは…?」など、“山P不要論”が叫ばれている。

 山下は過去、マンガ原作の実写映画では『クロサギ』『あしたのジョー』などに出演。『クロサギ』はテレビドラマからの流れということもありヒット、『あしたのジョー』では主人公・矢吹丈を演じるために体脂肪を約10%も落として臨み、興行収入も11億円と決して悪い数字ではなかった。しかし、前者に対しては「田舎ではハンサムと言われるような坊やが下手な演技をする映画」、後者では「野性味が足りず強そうな気配が微塵もない」など、どちらも一部で酷評を受けることに。今年の春に主演していたドラマ『アルジャーノンに花束を』では視聴率も振るわず、その演技力よりも役柄に合わない鍛えあげられた身体のほうに注目が集まってしまった。

 さらに、山下は去年、一般女性との口論の末、相手の携帯電話を奪ったことで書類送検されている。この事件によるイメージダウンは大きく、「山Pがまた事件起こして、映画がお蔵入りになりそう」など、映画公開を心配する声も。

 当の山下は、映画出演について「一からサイズを測って作ったタイトな宇宙服を着ているので、トイレにいくのが大変でちょっと困っています」とコメント。撮影で困っていることが、演技ではなくトイレだなんて、なんとも頼もしい発言である。前評判は厳しいものがあるが、山Pの鍛えぬかれた肉体が映える活躍に期待したいところだ。そして最後に、実写映画『テラフォーマーズ』について、ネット上では「ゴキブリ役は松崎しげるでお願い」という要望が多かったことも付け加えておく。

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