『WILD ADAPTER』7年半ぶりの新刊、連載再開迫る『最遊記RELOAD BLAST』にファン歓喜

1507_wildadapter.jpg峰倉かずや個人ブログより。

 今月25日、ハードボイルドアクションマンガ『WILD ADAPTER』(一迅社)の、約7年半ぶりとなる新刊第7巻が発売された。作者・峰倉かずや氏が闘病生活を続ける中で描かれている作品だけに、「痛みと闘いながらの新刊発売はマジ嬉しい」とファンの喜びもひとしおのようだ。

 今回新刊が発売された『WILD ADAPTER』は、出雲会の支部長・真田にスカウトされ、年少組のリーダーを任せられることになった久保田誠人を主人公に据えた物語。街では謎のドラッグ「W.A」の存在が囁かれ、同時に連続して“獣化”した遺体が発見される。そんな時、久保田が一匹の猫を拾い……といった、不穏な空気に包まれながら展開される同作は、過去にドラマCD化、OVA化もされた人気作だ。

 しかし、連載中に作者・峰倉氏がエナメル上皮腫の一種と診断され、入院、手術となり、執筆をストップせざるをえない状態に。2010年12月には、自身のブログで手術の経過や術後のことを綴り、同時に執筆も始めている旨をファンに報告。その後、着実に連載再開などを果たしている。

 こうした苦難をへて、今回7年半ぶりとなる『WILD ADAPTER』最新刊発売との朗報には、「待ってました!」「やっと読める」といった歓喜の声と共に、「無理せず自分のペースでお願いします」といった峰倉氏の体調を気にする声、「読めるだけで幸せです」など、闘病生活を続ける中での執筆に対する感謝の声が、ネット上に溢れた。

 同時に「というか、最遊記を…」「まず最遊記完結っしょ!」と、商業誌では1997年から続いている峰倉氏の代表作「最遊記」シリーズの完結を求める声も。これらの声にこたえるように、昨年7月に2巻が発売された同シリーズの最終章『最遊記RELOAD BLAST』は、「月刊コミックZERO-SUM」(共に一迅社)8月28日発売号より巻頭カラーでの連載再開が発表されている。

 そして、『WILD ADAPTER』も今冬より「ゼロサムオンライン」にて新章の連載再開を予定だという。再び盛り上がりを見せる峰倉氏の作品から目が離せそうにない。

最遊記RELOAD BLAST 1巻 (ZERO-SUMコミックス)

最遊記RELOAD BLAST 1巻 (ZERO-SUMコミックス)

完結まで、何年かかるかも気になる。

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