先月25日に発売されたPlayStation Vita用ソフト『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』(以下、『P4D』)。同作はタイトルの通り、人気RPG『ペルソナ4』の世界観をサウンドアクションで楽しめるリズムゲームだ。そんな同作に、人気ボーカロイド・初音ミクの参戦が決定&ビジュアルが解禁され、「ずいぶん美人になったな」「いままでよりずっといい!」と、ゲーマーからも好評を得ている。
『P4D』は、『ペルソナ4』の事件解決後が舞台。都会に戻りアイドル活動をしていた“りせちー”こと久慈川りせや、主人公・鳴上悠が、とあるきっかけで“向こう側(マヨナカステージ)”の世界に連れていかれ、失踪中のりせの事務所の後輩アイドルを救出する物語となっている。ゲームの要となる楽曲には、浅倉大介、DE DE MOUSE、さらには“TK”こと小室哲哉らが参加し、超本格的な“リズムゲー”に仕上げている。そんな『P4D』に、初音ミクが歌って踊る「Heaven feat.Hatsune Miku(ATOLS Remix)」が、8月中旬より楽曲配信されることが決定。
今回の初音ミクを描いたのは、「ペルソナ」シリーズのキャラクターデザインを担当する副島成記氏。このミクに対するネットの反応はというと、「ミクがしっかり作られてる!」「あれ?悪くないぞ」「副島のミクかわいい」など大賛辞が送られている。
今回の初音ミクと『P4D』のコラボレーション。その背景には、「ペルソナ」シリーズを手がけるアトラスとセガの関係が目されている。
セガはこれまで、PS VitaやPS3用の『初音ミク -Project DIVA-』やニンテンドー3DS用の『初音ミク and Future Stars Project mirai』といった“初音ミクの音ゲー”をリリースしてきた。
一方、『P4D』を発売するアトラスは、2006年にインデックス・ホールディングス(当時)が子会社化し、2010年に同社に吸収合併された。しかし昨年、インデックスが民事再生法の適用を申請したことを受け、セガがゲーム事業やコンテンツ関連事業などを取得。新たに親会社となったセガの下、今年の4月にインデックスからアトラスへと社名変更し、アトラスは復活を果たしたのだ。
セガによって息を吹き返しているアトラス。今後もアトラスのゲームで初音ミクを見る機会が増えるかもしれない。
「ミクがかわいくなってる!」 『ペルソナ4 ダンシング・オールナイト』の初音ミクに賛辞のページです。おたぽるは、コンシューマーゲーム、ゲーム、その他、音楽、アトラス、セガ、初音ミク、ペルソナ4、副島成記、ボーカロイドの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!
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