期待が高まるアニメ『ワンパンマン』、心配は“あの国民的アニメ”との勘違い!?

1507_onepunman.jpgアニメワンパンマン公式サイトより。

 今年3月にテレビアニメ化が発表された人気マンガ『ワンパンマン』(集英社)。この度、テレビアニメの放送開始時期が10月と発表された。同作は、「ヤングジャンプ」のウェブコミック配信サイト「となりのヤングジャンプ」にて隔週連載中だ。同サイトの看板作品であり、熱狂的なファンも多いだけに、今回のアニメ化発表に対して「楽しみすぎる」と多くのファンが歓喜。しかし同時に、ある問題点を指摘する声が……。

『ワンパンマン』は、ONE氏がウェブサイトで連載し人気を博していたマンガを、かつて「週刊少年ジャンプ」で多くの読者を魅了したマンガ『アイシールド21』(いずれも集英社)の作画担当・村田雄介氏がリメイク版として、発表しているアクション作品。どんな相手も“ワンパンチ”で倒してしまうという、まったく新しいヒーローが主人公となっている。アニメ化にあたり、ONE氏は「僕も微力ながら制作会議に参加させていただき、制作陣の方々の気合いをヒシヒシと感じています」、村田氏は「素晴らしいスタッフさん達に恵まれ、毎週丁寧に打ち合わせを重ねて内容、ビジュアルともにトコトン練り込んで頂きました」と、公式サイトにコメントを寄せた。

 両作者からも自信のほどが窺えるアニメ『ワンパンマン』に対し、「マンガ同様、爽快感のあるアニメになりますように!」「超大好きなマンガだから嬉しい」「やべー!」など、ファンは期待と興奮でいっぱいのよう。また、「安元(洋貴)さんに中村(悠一)さん!!そんな素敵ヴォイス揃ったら、ときめいてしまうじゃないか」「ソニック役に梶裕貴さんが出るんだ!」と、声優陣に胸を熱くする声も。

 ただ、ウェブ連載ということもあってか既刊8巻で累計500万部を突破しているものの、認知度もそこまでではないらしく、「原作の存在を知らないから、アンパンマンの親戚かと思った」「新しいアンパンマンが始まるのかと思ったら違った。ワンパンマンって何?」など、全国のちびっ子に大人気の『それいけ! アンパンマン』(以下、『アンパンマン』)と勘違いする人もちらほら。マンガ『ワンパンマン』ファンからも、「アニメ化嬉しいけど、アンパンマンと間違えて子供が見たがりそうな悪寒」「アンパンマンと勘違いした子供が観たら、スキンヘッド(主人公・サイタマ)が視界に飛び込んできて大泣きするんじゃない?」という懸念も上がった。

『ワンパンマン』第1話(一撃目)には、敵として『アンパンマン』の“バイキンマン”を思わせる“ワクチンマン”が登場しており、『ワンパンマン』という題は明らかなオマージュ。しかし、本当に『アンパンマン』と間違われる日が来るとは、ONE氏にとっても予想外だったのかも。ともあれアニメが成功、もっと知名度を得ることで、そんな心配もワンパンチで吹き飛ばしてもらいたいところだ。

ワンパンマン 01 (ジャンプコミックス)

ワンパンマン 01 (ジャンプコミックス)

村田先生の絵も相まってのギャグだし。

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