『ラブライブ!』公式痛車に続き、オタクづくトヨタ 「シャア専用オーリスII」発表も、「ただの痛車」と酷評!?

 トヨタは、2013年に発売した「シャア専用オーリス」(以下、初代)の2代目となる「シャア専用オーリスII コンセプト」(以下、オーリスII)の開発に着手。今月18日より開催されている「機動戦士ガンダム展」の会場で、オーリスIIのコンセプトモデルが一般公開された。ところが、ガンダムファンの期待とは裏腹に、見た人々からは「下品すぎる」「痛車」と、やや不評のようだ。

 2013年に発売された初代は、ずばり“シャア専用”をイメージしたツヤのある赤を基調としたシンプルなデザイン。しかし、“シャア専用”の“ツノ”ことブレードアンテナがついていたり、内装はジオン軍のモビルスーツ特有の“モノアイ”をイメージしたりと、細部にわたるこだわりを見せ、ファンをうならせた。

 初代が好評だっただけに、期待が高まっていた2代目オーリス。初代とは打って変わり、赤をメインカラーにしつつも、黒や白、シルバーなどで文字や模様が描かれている。おまけにフロントにはデカデカとジオニックトヨタのロゴ。「やりすぎ」「ただの痛車やん」「ロゴは要らないでしょ」など、厳しい声が多く上がってしまった。“シャア専用”と同時に発表された“量産ザクモデル”も「鼻くそ色じゃねーか」「オーリスよりエスティマの方がザクっぽくなるのでは?」と、こちらも評判は芳しくない。とはいえ、これらはまだまだコンセプト段階。市販の予定は現時点では未定とのことだが、今後、ジオニックトヨタの特設サイトで市販用の外装デザイン募集などを行い、市販化を目指すという。

 このシャア専用オーリスに限らず、昨今のトヨタはオタクコンテンツを積極的に取り入れて、内外にアピールしている。国民的マンガ『ドラえもん』をモチーフに、ジャン・レノや妻夫木聡らを起用して“20年後のドラえもんの世界”を描いたCM展開はもとより、2012年には、映画『鉄コン筋クリート』やテレビアニメ『魔法少女隊アルス』など、多くのアニメーション作品を手掛けるSTUDIO4℃と手を組んで、ネット発のオリジナル・アニメーション・プロジェクト『PES』(PEACE ECO SMILE)を展開。また、全国に熱狂的なファン“ラブライバー”を有する『ラブライブ!』の公式痛車も、2013年に発表している。

 今後もトヨタはオタク産業に着手していくのだろうか。いっそのこと、『マッハGoGoGo』や『チキチキマシン猛レース』のような自動車も発売してもらいたいところだ。

おうちdeデカール クリアータイプ

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ロゴはデカールとかにしとこう。

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