『キャプテン翼』高橋陽一が反対していたパチンコ化を許可した理由 ファンフェスタ2015キックオフセレモニーで明かす

150721_capwing_1.jpg「CRキャプテン翼 南葛V3激闘編」新台プレス発表会/キャプテン翼ファンフェスタ2015キックオフセレモニーの様子。

 パチンコ機「CRキャプテン翼 南葛V3激闘編」の発表を記念して、今月19日、東京ドームシティで「CRキャプテン翼 南葛V3激闘編」新台プレス発表会/キャプテン翼ファンフェスタ2015キックオフセレモニーが開催された。会場には『キャプテン翼』作者の高橋陽一ほか、元サッカー日本代表の前園真聖、タレントの益若つばさも登場。前園は「『キャプテン翼』直撃世代」であり、益若は「名前の由来が『キャプテン翼』から。最近、サッカーをやっている息子と原作を読み始めた」と語っていた。

150721_capwing_3.jpg益若つばさ。セレモニーには“アネゴ(早苗)”スタイルで登場。

 今回のイベントの核であるパチンコ機「CRキャプテン翼 南葛V3激闘編」は、すでに予定数の6万台を完売し、8月2日から稼働する予定。そもそもマンガやアニメ原作のパチンコ・パチスロ機は人気機種。作者の高橋が言うには『キャプテン翼』のパチンコ化の話も「2000年頃からオファーがあった」とか。しかし、『キャプテン翼』は子供向けの作品であり、ギャンブルのイメージが強いパチンコ化には反対していたのだとか。ところが、2011年の東日本大震災の際に、被災地に出向いた高橋は、そこでパチンコ店が被災者の娯楽として親しまれていることを目の当たりにし「みんなの力になるんだと思った。(パチンコ化することで)みんなの励みになるんじゃないか」と考えを改めたという。

 そしてイベントの後半は、「キャプテン翼ファンフェスタ2015」の開会宣言。これはキャプテン翼ファンを集め、作品に関するさまざまな展示やミニゲームが楽しめるファン向けのイベント。開催に先駆けて、会場のアトラクションのひとつでもある、どんなシュートでも止めてしまうキーパーマシン「S.G.G.K(スーパー・グレート・ゴール・キーパー)若林源三」と、前園とのガチンコPK対決も行われた。

150721_capwing_2.jpg前園vs若林の対決。3本シュートを放ち、唯一枠内に飛んだ1本も若林がセーブ。

 セーブ率90%を誇るという若林ロボとの対決、前園がゴール右隅に狙いすましたシュートを放つもセーブされ、若林ロボの勝利! これに触発された高橋が、自分もチャレンジしたいと名乗り出るといった予定外の展開に。きれいにシュートを放つものの枠外に飛び、こちらも若林ロボの勝利。自ら生み出したS.G.G.Kに敗北するという結果に終わった。

 セレモニーが終わると、会場には家族連れを中心に多くのファンが来場。『キャプテン翼』が二世代にわたって愛されていることを再認識できるイベントとなった。
(取材・文/高橋ダイスケ)

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