ウルトラマンXっぽい!? 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』正式発表に、ファンの反応はさまざま

2015.07.17

「ガンダム」シリーズの最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(以下、『鉄血のオルフェンズ』)が10月より放送開始(MBS・TBS系)となることが、今月15日に明らかとなった。かねてから、特設サイトにガンダムの顔が暗く浮かんでいたり、発表までのカウントダウンが行われていたりと、ファンの間で憶測と話題を呼んでいた同作。正式発表により、「やっとミリタリー色の強いガンダムになるのか!?」「ガンダムらしからぬタイトル」など、ファンは盛り上がりを見せている。

『鉄血のオルフェンズ』は、「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争の終結から約300年後の世界が舞台となる。地球圏が統治機構を失い、新たな支配体系をもって世界が構築されている中で、地球から離れた火星圏では新たな戦いの火種が生まれつつあった……という背景だ。民間警備会社に所属する、主人公の三日月・オーガスが、地球の一勢力の統治下にある火星都市を独立させようとする少女の護衛任務を命じられ……ややあって、三日月が「厄祭戦」時代のモビルスーツ、ガンダム・バルバトスを用いて戦いに挑む。

 あらすじやガンダムのビジュアル、登場キャラなどを知ったファンは、「少年兵が火星から女の子を地球まで移送するお話か」「おっ、土臭い感じになるの?」「泥臭い路線か」など、喜び交じりでストーリーを予想している。また、主人公機ガンダム・バルバトスが武器や装甲やパーツを勝ち取って自分のものにしていくという設定に対し、「パーツや武装を奪い合うんかな!?」「敵機体から奪うのはあまりないから期待」と胸を躍らせるファンや、中には「ウルトラマンっぽい?ぽくない?」と、怪獣たちの能力をコピーした鎧や武装を身にまとい戦う、現在放送中の『ウルトラマンX』(テレビ東京系)を連想するファンも。

 さらにアニメファンの注目を集めたのが、スタッフの布陣だ。『鉄血のオルフェンズ』の監督は、長井龍雪氏。『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などの監督として知られ、シリーズ構成には上述作品でもコンビを組んだ岡田麿里氏(通称:マリー)が起用されている。この2人は名コンビとして知られているが、ネット上からは「マリーってのが心配だわ」「世界観や設定が意味をなさない」「謎や伏線を引っ張るだけ」「『M3』みたいなガンダムになるのかな」と不安視する声も。『M3』とは岡田氏がシリーズ構成を担当したロボット・アニメ『M3~ソノ黒キ鋼~』のこと。暗い“鬱アニメ”という印象も根強い。

 放送まで時間がありながら、熱い盛り上がりを見せる『鉄血のオルフェンズ』。どのように新しい「ガンダム」を見せてくれるのか、続報に期待したい。

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