バントでホームランも! 伝説の珍作『燃えろ!!プロ野球』がPS4で開発中【ざっくりゲームニュース】

2015.07.16

――毎日発表されたゲーム関連情報の中から、注目のネタをまとめてピックアップ。ざっくりわかるゲームニュース!

燃えろ!!プロ野球公式サイトより。

 まずは、伝説の野球ゲーム復活のニュースから。本日、メビウスはPlayStation 4(以下、PS4)用新作ゲーム『燃えろ!!プロ野球』を開発中だと発表した。『燃えろ!!プロ野球』とは、1987年に株式会社ジャレコより発売されたファミコン用野球ゲームで、当時としては珍しいリアル頭身のキャラクターや「アウト!」など球審のボイス、テレビの野球中継を思わせるアングルといった本格志向の大ヒット作だ。

 しかし、その一方でゲームバランスの悪さやバントでなぜかホームランを狙えるバグ技で話題となることの多い珍作でもある。メビウスは、そういった「お約束となる伝説の技」もしっかり再現するということで、当時のファンも納得の仕上がりとなりそうだ。

『燃えろ!!プロ野球』といえば、7月8日にアンドロイドアプリとして『燃えろ!!プロ野球ホームラン競争SP』が配信され、レトロゲームファンのみならず若年層ゲームファンの間でも大きな話題を呼んでいる。長い時間を経て、今もなお熱く燃える「燃えプロ」フィーバーから、今後も目が離せない!

 次もゲームの今昔に思いをはせるニュースだ。イギリスの科学産業博物館(Museum of Science and Industry)は、7月25日から8月9日(現地時間)にかけて、過去30年間のテレビゲームの歴史を振り返るイベント「PLAY it! Manchester」を行うことを発表した。『Pong』『パックマン』から『Minecraft』『HALO』など、テレビゲームの歴史に名を刻む120タイトルを展示。さらに実際にプレーすることも可能だという。そのほか、メガドライブや任天堂をフィーチャーしたコーナーやプログラミングを体験する企画も用意されているとのこと。お手軽に足を運ぶわけにはいかないかもしれないが、ゲームファンとしてはぜひとも参加してみたいイベントだ。

 最後は、ゲームと意外な業種のコラボレーション企画の話題。先日、カプコンより発売されたニンテンドー3DS用ゲーム『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險‐』が、不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクストとコラボレーションすることが発表された。この企画は、ゲームの登場人物であるシャーロック・ホームズのヒントをもとに500万以上の物件の中から物件を絞り込み、監禁されているHOME’Sのマスコットキャラクター・ホームズくんを見つけるというもの。正解者の中から抽選で1名に100万円の賞金がもらえるという。推理に自信のある人は、ぜひともホームズくん発見に挑戦してみてほしい。

■今回紹介したゲーム情報関連のサイトなどは以下より
・燃えろ!!プロ野球ティザーサイト
http://d-mebius.com/moeprops/
・MOSI内の情報ページ
http://www.mosi.org.uk/whats-on/play-it-manchester.aspx
・コラボ謎解きキャンペーン「ホームズくん失踪事件」特設サイト
http://promo.homes.co.jp/cp/daigyakuten

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