稲船敬二率いるcomceptの新プロジェクト『RED ASH』がKickstarterキャンペーン開始【ざっくりゲームニュース】

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 今日のニュースは、先週3日に掲載した『RED ASH』の続報から!

 稲船敬二氏が代表取締役を務める株式会社comceptは昨日、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて海外向けに『RED ASH』のキャンペーンを開始した。『RED ASH』は、同社と映像制作スタジオ・STUDIO 4℃による一大プロジェクトで、ゲーム本編だけでなくアニメーション作品の展開も予定されている。アニメ版の日本語解説ページによれば、『RED ASH』は“キャラクター原案”と“ストーリーコンセプト:トレジャーハンティング”をベースに、自由に作品を創り上げる新たな試みだという。なおゲーム版の公式Twitter(@RedAshGamejp)によると、国内からの支援者のために日本語解説サイトや、国内向けキャンペーンも検討しているとのこと。かなり挑戦的なプロジェクトだが、解説からはクリエイターの方々のあふれんばかりの熱意も感じられるだけに、ぜひとも無事、企画を実現してもらいたいものだ。

 次に株式会社ブシロードは、アメリカのロサンゼルスで開催された「Anime Expo2015」にて現地時間で今月2日、同社の人気TCG『カードファイト!! ヴァンガード』のオンラインゲーム化を発表した。トークパネルによれば、オンラインゲーム版『ヴァンガード』は実物にも引けを取らない内容になるとのことで、サービス開始は今秋を予定している。今のところ英語版のみの展開となるようだが、英語圏は日本と比べて『ヴァンガード』を取り扱っているショップが少なく、気軽にゲームをプレイできない海外ユーザーも多いそうだ。そんなファンに向けて制作されたものだと考えるなら、納得の展開だ。とはいえ、オンラインゲーム版を楽しみたい国内のファンのためにも、将来的には日本版の展開も期待したい!

 最後は、海外で幻の任天堂版「プレイステーション」が発掘され、話題になっているニュース。任天堂版「プレイステーション」といえば、ソニーと任天堂が共同で開発していたとされる、「プレイステーション」と名付けられたCD-ROM搭載スーパーファミコンのことだ。しかし、さまざまな事情から計画がとん挫し、お蔵入りとなった。海外のゲーム情報メディア「IGN」の報道によると、今回発掘されたのはその試作品で、発掘した男性の父親の会社で見つかったという。YouTubeでは、この試作品について紹介した動画が投稿されているので、気になる人は視聴してみよう。まだこれが本物だという裏が取れているわけではないが、幻とされていた伝説のハードが長い時を経て発見されたこのニュースは、何ともロマンあふれる話ではないだろうか。

■今回紹介したゲーム情報関連のサイトなどは以下より
・『RED ASH』公式サイト
http://redashgame.com/
・アニメ版『RED ASH』Kickstarterページの日本語解説サイト
http://fun-and.studio4c.jp/index.php?page=project&mode=red_ash_jp
・『カードファイト!! ヴァンガード』公式サイト
http://cf-vanguard.com/
・IGNが投稿した任天堂版「プレイステーション」の記事
http://www.ign.com/articles/2015/07/03/could-this-be-the-snes-playstation-prototype
・YouTubeに投稿された任天堂版「プレイステーション」の紹介動画
https://youtu.be/Z4HfLsWTE9Q

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