『交配 クロスブリーディング』(小峯つばさ) “獣姦”のその先へ…ニッチすぎるエロマンガ

 “孕ませ+腹ボテ”というニッチすぎるジャンルで定評のある、小峯つばさの新刊『交配 クロスブリーディング』(ティーアイネット)。今回も、いつもの腹ボテワールドが展開するのかと思いきや、メインの収録作「恋敵は豚野郎」はさらに突き抜けて、“豚の精液で孕む”という獣姦のその先へと突き進む物語だった!

 物語の主人公、サラリーマン・土浦は、社長秘書の雨宮真理がいつも気になっている。かわいくて仕事もできる真理とお近づきになりたいと思っている土浦は、月に数度、彼女の身体に異変が起こるのに気づいていた。真里は月に数日だけ、お腹がぽっこりと膨らんで火照ったような顔をするのだ。今月もそわそわする真理の後を付けた土浦、彼女が「オ○ンコからブーちゃんの精液出てるゥ~!」と、人間ではあり得ないようなゼリー状の液体を噴出しているのを目撃してしまう。

 それをきっかけに、真理が一人で暮らすという豪邸に招待された土浦。ある理由から、彼女が着床剤まで服用して豚の子供を妊娠しようとしている事実を「実演」つきで見せつけられるのである。豚チ×コでアヘっている姿を見せつけられ、愕然としながらもフル勃起する土浦。アヘりながら、彼女は「今まで逃げ出したりヘタり込んだ男はいたけど……わたしが見込んだ男だけはあるわ」と言う。なんでも、やはり豚の精液では妊娠が困難らしく、土浦は子種を提供してくれる男として見込まれていたとのこと。

 ここから獣姦が始まるわけだが、単なる獣姦じゃないのがこの作品の評価ポイント。真理をめぐって、豚を相手に寝取り、寝取られ合戦が展開するのである! ホテルでゲッソリするほど精液を流し込んで、真里を妊娠させたことを確信する土浦は「ザマーみろ豚野郎」と思う。しかし真理は、それでも豚との交尾も止めようとはしない。豚野郎もそれを察知して、土浦の前で正常位でキスをしながら真里との交尾を見せつけてくる。散々、真里に精液を流し込んだけれど、まだセックスをしたことなかった土浦はそんな豚に嫉妬心を煽られるばかり…。

 その後、真里は無事に妊娠し、彼女と結婚することになった土浦。しかし、ある日忘れ物を取りに家へ戻ると、真理と豚が昼下がりの交尾を楽しんでいる姿を目撃してしまう。土浦は、自分の知らないところで妻が豚とボテ腹交尾でアヘっている姿に妙な興奮を抱き、仕事の合間を縫っては覗き見を繰り返す。そして、ついには真理の求めるまま、興奮の中で豚と共に膣口二本差しをキメる。「丈夫な赤ちゃん産むから、もっと産道をガバガバにひてぇ~」とか無茶なセリフも飛び出し、さらにはボテ腹がピクピクして「赤ひゃんもよろんでりゅ」という描写までが挿入されるのである。「5Pみたい」といった土浦のセリフもあるけれど、それどころじゃない、新手の近親相姦交尾である。

“孕ませ+腹ボテ”セックスだけでも、かなりニッチなジャンルなのに、そこに獣姦、豚を交えての3P、さらには豚を交えての近親相姦5Pとか……いったいどれだけの要素をてんこ盛りにしているのか。しかも、ヒロイン・真理の積極性がマジキチっぽくてたまらない。元来、小峯作品では孕まされるヒロインがやたらと快楽を求めて積極的だが、今回はその先に到達しているといえるだろう。

 これまでも“獣姦”をテーマにした作品は数多く描かれてきたが、ここまでヒロインが積極的かつ変態な作品もついぞ聞かなかった。なお、あとがきオマケマンガでは出産後のプレイも読むことが出来る。この作者には、もっと“獣姦孕ませ”を描いてもらいたいものだと強く感じた。
(文/ピーラー・ホラ)

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