「泣けてきた」故・ヤマグチノボル『ゼロの使い魔』続巻刊行決定に、ファン感涙

1506_zero.jpgゼロの使い魔公式サイトより。

 2004年に刊行され、シリーズ20巻の累計は450万部を超える人気ライトノベル『ゼロの使い魔』(KADOKAWA メディアファクトリー)。著者・ヤマグチノボル氏は、2013年に41歳の若さでこの世を去ったため、20巻あとがきで表明していた残り2巻を残しての絶筆となった。しかし生前、ヤマグチ氏は「ラストまでのプロットを完成させた」と述べており、ファンは続巻の刊行を長く心待ちにしていた。

 今月25日、MF文庫J編集部がついに『ゼロの使い魔』続刊の刊行を発表。この発表を受けて、「キターーー」「ああ、ちょっと泣けてきた」「マジか!? またタバサときゅいきゅいに会えるんだな!?」「ルイズルイズうわあああ」など、素直に喜ぶ反応を見せるファン、また「きちんと出版したら買ってやる」「完結してからまとめて買ってやる」と、ツンデレ感を見せるファンなど、感涙の声が多く上がっている。

 MF文庫J編集部は「ヤマグチ氏より編集部に完結を託されていたこと」と「遺族から完結させてほしいとの言葉をいただいたこと」などを、続刊刊行の理由としている。続刊については、「誰が書くんだろ」「続き書く人大変だろうな」「クレヨンしんちゃん方式か?」など、その執筆者も注目を集めている。中には、「原作の世界観を壊さずにアレンジできる能力を持つ、森下佳子に書いてもらいたい」「虚淵玄とか書いてくれないかな」「桑島由一くらいしか書ける人いないだろ」「執筆は森田季節で」といったように、具体的に作家名を挙げる声も多い。

 ほかにも、「巻末に遺したプロットを載せてほしい」「プロットだけ公開して」と、ヤマグチ氏の作品として、彼が遺したプロットを求めるファンも。29日には、特設サイトにて関係者やライトノベル作家らのコメントも公開され、耳目を集めている。いずれにせよ、今回の発表でファンは“虚無”からおさらばできたのではないだろうか。続報までしばし待とう!

ゼロの使い魔 (MF文庫J)

ゼロの使い魔 (MF文庫J)

こっ、この…バカ犬!

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