vol.3〜5の開催も一気に決定!

「妄キャリ」「モ!」「BiSH」etc…超個性派アイドルが羽田に結集! ギュウ農フェスvol.2ライブレポ

 アイドルネッサンスがステージを後にすると共に、フロアはザワザワとファンの大移動が始まった。次はこの日、いや今現在東京のライブアイドルシーンで最も動向が注目されているアイドルといってもいい“新生クソアイドル”、「BiSH」の登場だ。プロデューサーの渡辺淳之介、サウンドプロデューサーの松隈ケンタをはじめ、BiS初期のスタッフが集結して再誕したこの4人組。デビューライブからわずか1カ月半にもかかわらず、アルバムのリリースイベントやライブイベントなど、「とにかく現場がすごい」という噂を撒き散らしてきた。

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 これから熱狂を起こすとは思えない、ふんわりした空気の4人がステージに現れると、早くもメンバーの名を呼ぶ絶叫がフロアに向けられる。そして1曲目『MONSTER』から、会場はいきなり弾け飛んだ。2曲目の『スパーク』では幾分落ち着くも、『ぴらぴろ』『DA DANCE!!』ではリフトにクラウドサーフと、尋常でない騒ぎっぷりだ。前方に転げ落ちるダイバー対策として、慌ててスタッフが前方の柵に張りつき出したほどだ。広めのフロアでどこか悠々と歌い踊るBiSHの4人と、すし詰めのフロアから必死に彼女たちに手を伸ばし、時にその間に落ちるファンたちの姿は、さながら天国と地獄のような光景。最後は『星が瞬く夜に』を披露し、その狂騒を終わらせた。デビュー1カ月半、濃厚過ぎる楽曲とファンに恵まれた“期待の新人”である彼女たちだが、これだけの異常なファンたちを前に退くことなく堂々としている心根の太さはやはり、“怪物級”なのかもしれない。

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 その騒ぎっぷりに、「いい感じに(会場から)苦情がきてまーす」と苦笑いのギュウゾウさんのMCから呼び込まれたのは、USインディー系の硬質なロックやエレクトロニカなどのサウンドを取り入れたアイドルグループ「おやすみホログラム」。耳の奥をくすぐるようなノイジーなギターから始まる『machine song』でメンバーの八月ちゃん、望月かなみの2人がステージ上を飛び回り、歌い出す。おそらくこの日出演したグループの中で、最もステージ上での自由度の高い彼女たち。ただその自由さを持て余すわけでなく、上手下手と走りまくっては客を挑発するパンクな望月かなみ、元気に跳ねまわって見る者を笑顔にするポップな八月ちゃんという、カラーの違う2人のパフォーマンスと存在感に、ステージ経験の厚みを感じた。そして最後の『note』では、ピアノ主体の優しいメロディーから徐々に温度を高めていき、再びフロアの熱狂を解放し、2人のステージの幕を下ろした。

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 ライブも中盤を過ぎ、ここでサッカー解説者のセルジオ越後、日本初のNBAプレイヤー・田臥勇太(リンク栃木ブレックス)、SKE48のメンバーで佐野ブランド姫を務める福士奈央ら、栃木県ゆかりの人々からのビデオメッセージが上映。徐々にギュウ農フェス栃木開催も現実味を帯びてきたのか……? 

 と、ここで登場するのが、栃木のローカルアイドル「とちぎアイドルプロジェクトT!P」。『ぬうべるばあぐ』でさっそくMIXを誘発させ、栃木から羽田まで乗り込んだ地元ファンが「ここぞホーム!」とばかりに盛り上げる。ファンに話を聞くと、今日はいつもに増してアゲめなセットリストらしく、その意気込みを感じさせた。

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